タイで生活する時に僕が気をつけている5つの注意点

海外で、日本と同じような感覚で行動して、とんでもない失敗をした、という覚えのある人はいませんか?

文化の違いによって、してはいけないこととか、しなければいけないこととかはあると思います。

ただ、こういったことはガイドブック等に載っていることなので、今回は、

「ちょっとこういう風に心がけたら、多少スムーズに事は運んでくれるかも…」

といった、そんなに重要じゃないけど、こうするマシな気がするレベルの話です。

基本的に僕の経験則から出てきたことなので、「確かに!」と思ってくれるものもある一方で、「本当にそうか?」というものもあるかもしれませんが、独断と偏見で最後まで語ります。

タイで生活する時に気をつけている5つのポイント

最初にタイに来たときから比べると、だいぶ変わってきましたが、そんな中でも変わらないものも確かにあります。

タイ、特にバンコクでの生活は快適ではありますが、それを更に快適にするための心得と思ってもらって結構です。

まぁ、いろいろあるんですが、その中から、今すぐ実践できる5つだけ厳選して説明します。

その5つとは

  • タイ人を急かさない
  • 時間に余裕を持って行動する
  • 怒らない
  • 頼む相手は異性にする
  • 10バーツ100円で計算する

当たり前でしょ! とか、なんじゃそりゃ? と思ったものもあるでしょうか、それぞれについて説明をしていきます。

タイ人を急かさない

まぁ、これは昔から言われていることですが、急かした所でメリットはほとんどありません。

どういうプロセスそうなるのかはわかりませんが、急かすと却って時間がかかってしまいます。

まれにうまくいく場合もありますが、でも普通、タイ人は

「 ใจร้อน(cai rɔ́ɔn – ジャイローン) 」な人だ! ってアナタを判断します。

直訳だと「心が熱い人」ですが、決して熱血ってことじゃありません。

これは短気だとか、せっかちだとかの意味です。日本語だと

「まぁそういうタイプだよね~」

くらいの軽い感じに捉えられがちですが、タイ人的にはなんか面倒臭い奴くらいの感覚があるようです。

友達同士だと「 ใจเย็นๆ cai yen-yen 」(落ち着け!)ってなだめられますが、対等な立場でない場合はそうはいきません。

タイ人と僕は面倒くさいの嫌いですからね(笑)。

時間に余裕を持って行動する

まぁこれは立派に生活している日本人ならしていると思いますが、日本の場合とはちょっと違います。

綿密なスケジュールは却ってアダになります。

ご存知のようにタイ、というかバンコクの渋滞は世界的に有名です。東京の渋滞なんて可愛いもんです。

それに加えて急な雨もあります。

決して思うようにコトは運んでくれません。人生と同じです。

スケジュール通りにいかなくてイライラしている人がたま~にいますが、それはスケジューリングのミスです。タイが悪いわけではありません。

イライラして「 ジャイローン」な状態に変身することの方がまずいです。

「一日であれもこれもしない」これにつきます。

怒らない

これは「 ジャイローン」な状態の最たるものです。怒らないでください。ムリだとしても怒っているのは心の中だけに留めてください。

表情は常に落ち着いて、ポーカーフェイスに限ります。

「どうしても我慢ならん!」という場合、自分が冷静に解決できなさそうならば、その場から立ち去ってください。

知らない人もいると思うので言っときますが、タイは銃社会です。誰が銃をもっているかわかりません。

万が一にでも危険な人間関係は作らないに越したことは無いですよね。

異性に頼む

これは完全に僕の経験則なんですが、係員とかサービスを提供してくれる人(役人含む)が選択できるのであれば、女性に頼んだほうがイヤな思いはしない確率が高いです。

もちろんアナタが女性なら男性のスタッフにお願いしたほうがいいです。

なぜかというと、

….まぁタイ人って正直だからですかね(笑)。

わかってると思いますが、一般的な男女の場合です。ここはタイですから(笑)。

ただしコンビニの店員はどっちでも同じです。客の事なんて見てないんでしょう。たぶん… いや100%。

10バーツ100円で計算する

旅行とかでタイに来て、

「特別なイベントなんだから金に糸目はつけねぇ!」

と言う江戸っ子成分100%の人の場合は別にいいんです。

ただ、タイって日本より基本物価って安いですよね? それなのに、

「気がついたら意外と使ってた!」

なんてことあると思います。

確かに基本的には安いんですが、言うほど安くないものも混じっていますよ。

国家ぐるみで、いわゆる粗利ミックスってやつをしてるんです。冗談です。

そこで10バーツを100円として買い物などをしていると、

「これって高いかも?」

「うーん、やっぱ要らない!」

というものが出てきます。まぁあくまでも目安なんですが。

10バーツ100円って、計算もしやすいでしょ?

ウン十年前からこの俺的レートで大きいズレは確認されてません。

なので、おーいお茶35バーツは…. 「たけぇー!」ってなるわけですよ。

時々は普通の通貨レートで計算しないとストレスたまるので、そこは各人の都合でどうぞ。

おまけ

他にも同時にあれもこれも頼まない(食堂とかは当然ちがいますよ)とかもありますが、まぁそんな大きな問題でもないので、今回は割愛させてもらいます。

いろいろとタイで生活するときの法則みたいなものを考えるの面白いんで、他にも探してみてください。

タイ人とか、タイの意外な特徴がわかるかもしれません。

おわり