バンコクのお坊さんは人々をスマホの魔力から救うことは出来るのか?

タイは仏教国なのは皆さんご存知かと思います。

バンコクの街でさえ、バスや電車に乗っているとお坊さんを見かけることがよくありますよね?

どーもあそーくです。

タイはただの仏教国というだけでなく、“敬虔な”という形容詞がつくような仏教徒が多い国です。

そんなバンコクの今日についてです。

それではどうぞ

バンコクのお坊さん

冒頭でもいったように、バンコクではお坊さんを到るところで見かけます。

かくいう僕が通っていたタイ語学校にもお坊さんが通学していました。

学校には、僕が知っているだけでもスリランカのお坊さんとロシア人の2名おられました。スリランカのお坊さんは僕のクラスメイトでもありました。

お坊さんにも支持されている学校です(笑)。

【バンコクのタイ語学校】僕の通ってた学校の授業の進め方や進級の仕方

そして、このお坊さん達はタイ国中で大事にされています。

例えば、バスであったらシルバーシートならぬ、お坊さん専用シートがバスの乗車口のすぐ近くにあったりします。

また、飛行機に乗るような場合だと、隣が女性の座る席にならないように航空会社が座席を決めてくれます。

朝のソイ(小路)では、今でもタンブン(お布施のこと)をお坊さんにするのに、バンコクの奥様方がお坊さんが来るのを待っているのを見かけます。

バスに乗っているときでさえ、お寺の前を通過する時はワイ(合掌)をする人がいるほどです。

このようにタイは国を挙げてお坊さんや仏教に敬意を表しているんです。

お坊さんの特殊な移動手段のルール

基本的にお坊さんはエスカレーターに乗りません。

楽をしないということでしょう。

といっても、前述したようにバスに乗らないわけではありません。もちろん電車でお坊さんを見かけることもあるので、電車にも乗りますし、飛行機にだって乗ります。

例えばプルンチットからアソークまでの歩いて30分位の距離(電車で2駅)を歩くお坊さんもいますし、電車に乗っているお坊さんもいます。

タイで主に信仰されている上座部仏教(テラワーダ仏教とか小乗仏教のこと)は自分の修行がメインなので、自分次第なのかも知れません。

また、一口に上座部仏教といっても、いろんな分派があって、一般的なものから、ちょっとカルトめいたものまで様々なタイプが有り、それぞれ厳しさも違ってくるようです。

いろんなお坊さんがいるぞ

お坊さんといっても、全員が悟りを開いているわけでは当然ないです(笑)。

青年の通過儀礼の一つとして出家している若者もいますし、中には悪さをしてしまった若者が出家させられてる(笑)といったケースもあるので、寧ろ自分たちよりホントは俗っぽい(笑)場合も多々あります。

袈裟をきた坊さんの集団が悪びれもせずに路上で喫煙している姿などを見ると、不良グループが坊さんのコスプレをしているようにしか見えない時もあります。(どういうシチュエーションだ?)

こんな数ヶ月もすれば還俗してしまう腰掛け僧侶とは違い、一生を仏門に捧げる覚悟をしたであろう、ガチガチのプロ(?)僧侶ですら不祥事を起こし、新聞を賑わすことが多々あります。

そういったニュースがあると、建前ではお坊さんを敬ってるけど、内心では

「ま、同じ人間だし…」

ってな感じをタイ人が持つのも無理はないと思います。

そうはいっても立派なお坊さんもいることはいるんで、そういう立派なお坊さんには個人的に敬意をもってる というコトのようです。

良くも悪くも個人主義的傾向がタイにはあるというわけです。

結局、敬意を持つかどうかは「แล้วแต่พระ」(lɛ́ɛw tɛ̀ɛ phrá – お坊さんによる)なのであります。

最近のバンコク

BTSの電車にもバスと同じく僧侶の優先席はあります。

この優先席は、本来は戒律を守らせてあげるために、女性との接触を避けることを助けるために設置されたものです。

海外からの旅行者などは、こういった事情を知らずに近づいていったり、優先席に座っていたり(お坊さんがいなければ問題ないですが)、こっちの方ヒヤヒヤします。

特にバンコクの中心エリアなどではこういうケースによく出くわします。

以前ならタイ人が注意していたように記憶してますが、段々とそういった「頑固ジジィ」や「おせっかいオバサン」が減ってきたのかも知れません。

バンコク中心部にもお寺はあり、お坊さんもこういった地区に行く必要性があるので、特にバンコクのお坊さんは大変だと思います。

事情を知らない外国人だけならまだしも、タイ人自身もあまりお坊さんに対する敬意みたいなものが薄くなってきたような気がします。

BTSの中のお坊さん

BTSの車内で偶然撮影したものですが、奥の方で、お坊さんが寂しくたたずんでいます。

「タイ人! どうしちゃったの?」

とちょっと衝撃的でした。

都市化の波がタイ人の精神も汚染し始めているようです。

まー単純にスマホに夢中になってて誰も坊さんの存在に気がついてないっていうところかと思いますが…

というわけで、現代では、どんなに立派なお坊さんでもスマホの魔力にとりつかれたバンコク人を救うのは困難を極める! という話でした。

おわり