【タイ語のことわざ】急激なダイエットはリバウンドしやすいので注意!

高値づかみということがあります。

株式とかだとその後塩漬けになったりするパターンだったりしますが、損切りのタイミングは間違えると大変なことになります。

日本語の「高値づかみ」は単なる行動を表現したもので、警告でも忠告でもありません。

こういったことを言いたい場合は「高値づかみをしないように!」みたいに言わなければならず、そういう状態や状況を表したものに過ぎません。

今回紹介するタイ語のことわざは、表現している現象は同じなんですが、「そうしないように!」といった意思も含んだことわざです。

それではどうぞ

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ซื้องัวหน้านา ซื้อผ้าหน้าหนาว

田植えの季節に牛を買い、冬に布を買う

発音:sɯ́ɯ ŋua nâa naa  sɯ́ɯ phâa nâa nǎaw

単語
  • ซื้อ:買う
  • งัว:牛
  • หน้านา:田植えの季節
  • ผ้า:布、衣類
  • หน้าหนาว:冬季、冬の季節

プログレッシブの初版の1刷では「ซื้อ」の訳が「売る」になってます。例文は「買う」になってるので間違えないと思いますが、明らかな誤植なので、訂正しといて下さい。

タイ語 最初に買うべき辞典オススメの2冊 併用するのが最も効果的!

たまに誤植ありますが、基本的には良い辞書なので捨てないで下さい。(笑)

「หน้า」ですが、顔というのが元々の意味です。顔というより、日本語の「面」としたほうが拡張性のある訳で、あとあと楽だと思います。

というのも体面とか面子とも訳される場合があるからです。

で、ここから派生して「~の季節」という意味になります。

ことわざ中以外の例だと、「หน้าแตงโม(naa tɛɛŋmoo)」でスイカの季節とか使ったりします。

世間がスイカに面している季節といったイメージです。

なので「หน้านา」は村が田植えという作業に面している状態の季節、「หน้าหนาว」は寒さに面している季節といった感じでいろいろと応用して使えます。

牛は一般的には「วัว(wua)」ですが、「งัว」とも言います。

このことわざの意味は、時期とかタイミングを考えずに高い買い物をしてしまうことを表現しています。

タイでも田植えの季節になると稲作農家は田植えをはじめます。

田植えのときには牛や水牛を使いますが、これらの家畜がいない場合は買いに行かなければなりません。

当然ですが、買う相手は農家なので、こんな忙しい時期にわざわざ労働力として活躍している牛や水牛を売る気なんてさらさらありません。

それでも田植えには必要なので、買い手は買わなければならないので、もちろん高値で買わざるを得ません。

また、冬の間も防寒のためにとか、風を防ぐために布を必要とします。

みんなが布を必要とする時期には、布の値段が跳ね上がるのは当然です。

こんな感じで季節がいつであろうとも、欲しいものがあれば買ってしまうというのは、需給の原則から「いつが高くていつが安いか」ということを考慮しないで買い物をすることを指しています。

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どんなときに使う?

知人などに対して、ふさわしい時期とか安い買い物ができる時期を考慮して買い物の計画を立てさせるようにする場合に使います。

また、必要のない時にわざわざ高い買い物をして無駄な出費をしないように警告したりする時にも使われることわざです。

このように、必要だったり欲しかったりするのは仕方ないとして、それを購入する時期には頭を使ったほうが良いのではないか? ということを警告したり、揶揄したりします。

また、こういうことをしている状況や、行動に対して風刺の意味で使ったりすることもあります。

具体的使用例

今日は花子さんの学生時代の友人の百合子さんの結婚式です。

花子さんも着飾って、式場に向かいます。主役でないとは言え、今日はいい男を捕まえるための年に何回もない絶好の好機なのです。

目一杯目立たなければなりません。

式場に着くと花子さんと同じ目的の女子で溢れかえっています。

(絶対負けねー)と気持ちを新たにして気合を入れる花子さんです。

百合子「あ、花子! 忙しいのにありがとう」

花子「百合子のためだもん! どんなことがあっても来るよ!」

百合子「ありがとう。忙しいから行くね。ゆっくりしていってね!」

と今日の主役と一通りの社交辞令をすますと、花子さんは早速戦闘開始です。式場にいる男どもを物色し始めます。

すると、視界の外れたところからいきなり

「オリンちゃんじゃない? 久しぶり~」

と話しかけてくる知らない女子がいます。

ただ、「オリンちゃん」と今だに呼ぶのはアイツしかいません。

花子「え、プー子? なんか痩せた?」

風子「全然変わらないと思うけどな.. それよりプー子って呼び方ヤメてよ!」

花子は(全然変わんない? はぁ? 学生時代に100キロ超だったオマエが更に大きくなったのを半年前にジムで見かけてんだけど!)

と心の中で毒づく花子さんでしたが、口から出てくるのはまるで違う言葉です。

花子「うーん、気持ちスマートになったかな? って思って」

と作り笑顔と共に返事します。

とそこへ、小学生の頃からの腐れ縁の草太がやってきます。

草太「あれ? 花子? なんでいるの?」

花子「今日の花嫁はアタシの友達なんだけど! それよりアンタこそなんでいるのよ!」

草太「花婿が大学時代の先輩なんだけど…」

花子「そう」

と興味なさげに返事をします。

風子「だれ? オリンちゃんの知り合い?」

草太「はじめまして、ってオリンちゃんて何?」

と花子に問いかけますが、花子は聞こえなかったかのように丁寧に無視します。(笑)

「オリンピア」の略称なんてコイツには口が裂けても教える気はありません。

なぜ「オリンピア」なのか気になる方はこちらをどうぞ

【タイ語のことわざ】ボディビルダーは全身にオイルを塗って参加します

風子が説明しようとすると

「へー、百合子の旦那さんって東大なんだ!」

と大きめの声で風子の気を引かせるかのように説明を遮ります。

風子「え、東大なんですか?」

と興味津々です。軽くうなずく草太に

風子「すごーい! 何勉強されてるんですか?」

草太「まー、法律を少し..」

風子「えー、じゃあ弁護士?」

草太「違うんですけど、大学に残って…」

と延々とどーでもいい話を続けている二人を眺める花子さんは「オリンピア」の話がそれてホッとしています。

ふと草太の方を見ると心なしか顔が紅潮しています。

(そう言えば、アタシ以外の女と話してる草太を見るのは初めてだ)

と思いつつ、そーっとその場を離れる花子さんです。

百合子が花婿を連れて改めて挨拶に来ます。

一通りの挨拶が終わると旦那さんがビックリしたように

「あれ? 草太のヤツが女の人と喋ってる!」

花子「そうなんですよ」

とすかさず返事をすると

百合子「じゃああの女の人誰?」

花子「プー子よ!」

百合子「ええええぇっ!」

と式場に響くくらいの大声で叫びます。

一瞬式場に来ている人の視線が集まりましたが、今度は小声で

「本当にプー子? だって半年前報告に行った時は…」

花子さんは不敵な笑みを浮かべながら

「まーいろいろと頑張ったんじゃない?」

と答えます。

旦那さんが

「でも似合いの二人じゃないか?」

と答えると、百合子さんは

「何言ってるの?(怒)アナタの後輩でしょ? 田植えの季節に牛を買い、冬に布を買うよ! ねぇ花子!」

「えっ、まー結婚式だし…」

と歯切れの悪い返事をする花子さんでしたが、心の中では

(半年であの体型なら、ドレスの下はたるんだ皮膚でだるだるなんだろうなぁ…リバウンドは…まぁいいか。草太頑張れよ)

とぜんぜん違うことを考えている花子さんでした。

※具体的事例はフィクションです。特定の個人・団体とは一切関係ありません。

最高の状態の時の相手を選んでしまうと後が大変ですねぇ。ちと違うか?

おわり

【タイ語のことわざ】索引

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