タイでしか買えないものの一つに「本」があります。
中には並行輸入で購入できるものもありますが、送料等で値段もそれなりな額になります。何より現地の書店の方が選べる種類が圧倒的に多いです。
今回はタイで本を購入するならココ! というくらい外せない本屋を紹介します。
それではどうぞ
チュラロンコーン大学ブックセンター
チュラロンコーン大学の書籍部です。
といっても、大学構内にあるわけではありません。
場所はサイアムスクエアのすぐ側です。
大通りには面していないので、わかりにくいかもしれませんが、地図を見て歩けば迷うほどではありません。
位置的にはサイアムスクエアを挟んで、BTSのサイアム駅のちょうど反対側になります。
駅を降りて3、4分といったところです。
隣には「British Council」があり、文教地区を形成している一角です。
取り扱っている書籍
基本的に大学の書籍部なので、取り扱っている書籍は大学の教科書になります。
ただ、大学の教科書と言っても様々な学部があるわけで、珍しい本も沢山おいてあります。
もちろん大学の教科書だけでなく、大学生なら読むであろう本も置いてありますが、ちょっと高度な内容な上に、学術本なので難易度は更に上がります。(゚∀゚)
なので、一般の旅行者には余り縁がないタイプの本です。
このチュラ大ブックセンターは一階部分とかな~り広めのロフト(?)というか中ニ階部分とで売り場が構成されています。
この上の階には英語学習用の本も揃っているので、日本で購入するより若干安く手に入れることが出来るので、英語を学習中の人にはオススメです。
英語以外にも、タイならではの美術本とかも置いてあり、タイ語が分からなくても観るだけで楽しめるような本も揃っています。
一応大学生向けの本屋ですが、タイの幼稚園児から高校生までの学習書も多数揃えてあるので、タイ語を学習されている方は、園児用や小学校低学年向けの書籍を購入すれば、学習の副読本になるのではないでしょうか?
これらのタイ人用の書籍は、主に外国人が使用するようなものと違い、概して値段は抑えられているので、大量に購入しても大した額にはなりません。
他にも、専門的な辞書もおいてあるので、他の書店で見つからなかった場合は、最後の頼みの綱としてこのチュラ大ブックセンターにくることもあるくらいです。
ココになければ僕の場合、基本的に諦めます。
以上のように教育関係の書籍はかなり充実している本屋です。
日本語とか日本人用の書籍を探している場合、紀伊国屋に行くことが多いと思います。
紀伊国屋の品揃えもかなりスゴイので、そこで間に合ってしまう場合も多いと思いますが、特にタイ人用の書籍の場合、紀伊国屋になくてもチュラ大ブックセンターを覗いてみると、見つかったりすることもあります。
ブックセンターでの買い方と注意点
ここでは、大きなバッグを持ったままでは入店できません。
万引き防止なのかはわかりませんが、チャイナの店と同じシステムです。
ですが、別に大き目のバッグを持ってきたからと言って、入店を諦める必要はありません。
まず店に入るとカウンターがあるので、そこでバッグを預けます。飲み物もダメなので、持っていたら預けて下さい。
引き換えにタグを渡されます。これは退店する際に荷物との引き換えとなるので、失くさないようにして下さい。
これで大きい荷物で来店した場合でも、手ぶらでゆっくりと本を選ぶことが出来るという次第です。
もちろん手ぶらで来店するのも OK です。服は着て下さい。(笑)
タグを受け取ったら、海外の鉄道にあるレバー式の改札のようなところを通って入店します。
後は好きなコーナーに行ってお目当ての本を探して下さい。
店内の通路は意外と狭いので、寧ろ荷物を預けるシステムに感謝することでしょう。
このようにゆっくりと本を探すことのできるチュラ大ブックセンターですが、店に行くのを避けたほうがいい時期があります。
タイの新学期は5月から始まるのですが、この時期になると新しい教科書を購入するための学生で店内はごった返しています。
店内を自由に移動することすらままなりません。
また、店内もあちこちに新しい教科書が平積みになっており、目当ての本を探すどころではありません。
なので、4月の終わり頃から、5月の中旬くらいまでは来店するのはヤメておいたほうが無難です。
以上の時期さえ外せば面白い本がいろいろと出版されているので、サイアムスクエアによった際には立ち寄ってみるのもいいかもしれません。
帰国の際、飛行機の持ち込み荷物には重量制限があります。旅行者の人は気をつけて下さい。本って意外と重いですよね?
気の向いたまま購入しているとあっという間に重量オーバーということにもなりかねません。
と言っても、タイでしか購入できないものもあります。なので、諦めるのはちょっと待ってください。
こういった機会に、タイの郵便局から日本まで送付してみるというのはいかがでしょうか?
飛行機の持ち込み荷物に比べれば多少は高く付きますが、タイでしか手に入らないということを考慮すると、郵便局から送付するという手段もアリかと思います。
船便だと多少時間はかかりますが、少しは安くで送ることが出来ます。

そんなこんなでチュラ大のブックセンターの紹介でした。
おわり
参考 公式サイト(タイ語)CU Book Center