【タイ語のことわざ】骨肉の争いは親族間だけ!そもそも親類縁者とは?

日本語とタイ語では家族の呼称がいろいろと異なります。

もちろん外国語なので違うのは当然なのですが、指し示す範囲がちがうというか、微妙に異なっているのです。

例えば日本語で「おじさん」「おばさん」といえば両親の兄弟姉妹を指して、発音上は特に違いを気にしません。

英語もそうですが、中国語とかだとこの違いははっきりさせなければなりません。(もちろん発音上も)

こんな感じで、どんなところが重要なのかは親族の呼称からその文化の特徴がみえてくるのではないかと思います。

そんな親戚に関するタイ語のことわざと、それに関するタイ語の紹介です。

それではどうぞ

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ญาติดี

良い親戚

発音:yâat dii

単語
  • ญาติ:親戚、親類
  • ดี:良い、望ましい、満足のいく

このことわざの意味は分かり合って仲直りすることです。

一旦中が悪くなってしまった二人が、再び仲直りするということです。

まったくの赤の他人だと喧嘩別れしたらそれっきりということも珍しくありませんが、親戚、親類の場合だと、どうしても関係性を切るということは出来ません。

そこで、再び関係性を復活できるということは親戚のような間柄ということになるのです。

もちろん、骨肉の争いをするのも親戚同士だったりするので、「良い」という限定がなされています。

この言葉は「ことわざ」というより「慣用句」なので、仲直りをするという場合に使われ、難しくはないと思います。

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タイ語の中の親戚の呼称 まとめ

いつもならここで「どんなとき使う?」とするのですが、今回のものは特に使用場面に悩むことはないと思うので、日本語とは違うタイ語の親戚に関する言葉をまとめてみます。

レベル1
  • พ่อ(phɔ̂ɔ):父、父親
  • แม่(mɛ̂ɛ):母、母親
  • พี่ชาย(phîi chaai):(両親が同じ)兄、お兄さん
  • พี่สาว(phîi sǎaw):(両親が同じ)姉、お姉さん
  • น้องชาย(nɔ́ɔŋ chaai):(両親が同じ)弟
  • น้องสาว(nɔ́ɔŋ sǎaw):(両親が同じ)妹
  • ลูกชาย(lûuk chaai):息子
  • ลูกสาว(lûuk sǎaw):娘
  • สามี(sǎamii):夫、
  • ภรรยา(phanrayaaまたはphanyaa):妻

以上は基本的な単語なので覚えてると思います。

ちなみに両親はพ่อแม่(phɔ̂ɔ mɛ̂ɛ)、兄弟姉妹はพี่น้อง(phîi nɔ́ɔŋ)ですね。

タイ語で「家族」を「ครอบครัว(khrɔ̂ɔp khrua)」とおぼえている人もいるかもしれませんが、これに両親は含まれません。というか、自分の子、孫など下の世代の家族だけを指します。

レベル2
  • ปู่(pùu):父方の祖父
  • ย่า(yâa):父方の祖母
  • ตา(taa):母方の祖父
  • ยาย(yaai):母方の祖母
  • หลาน(lǎan):孫、甥、姪
  • ลุง(luŋ):伯父、父母の兄、自分の親より年配の男性の呼称
  • ป้า(pâa):伯母、父母の姉、自分の親より年配の女性の呼称
  • อา(aa):父方の叔父、叔母、父の弟妹
  • น้า(náa):母方の叔父、叔母、母の弟妹

祖父母を「ปู่ย่าตายาย(pùu yâa taa yaai)」という言い方もします。

「หลาน(lǎan)」は二つの意味がありますが、甥とか姪を指す場合は「- ชาย(chaai)」とか、「- สาว(sǎaw)」のように後ろに男女をつけて指して混乱を防ぎます。

複数形は「หลาน ๆ(lǎan lǎan)」として孫たちとか、甥姪たちとします。

「อา(aa)」と「น้า(náa)」も男女を明確にする場合は後ろに「- ชาย(chaai)」とか、「- หญิง(yǐŋ)」をつけます。

だんだん頭がこんがらがってきましたが、次行ってみましょう!

レベル2
  • ทวด(thûat):曽祖父、曾祖母
  • เหลน(lěen):ひ孫
  • ลื่อ(lɯ̂ɯ):玄孫(五代目)
  • ลูกสะใภ้(lûuk saphái):息子の嫁、義理の娘
  • ลูกเขย(lûuk khə̌əi):娘の婿、義理の息子
  • ลูกเลี้ยง(lûuk líaŋ):養子、養女、連れ子
  • ลูกพี่ลูกน้อง(lûuk phîi lûuk nɔ́ɔŋ):いとこ

「สะใภ้」や「เขย」は親族の嫁や婿という意味なので、「น้องสะใภ้(nɔ́ɔŋ saphái)」で弟の奥さん、「พี่เขย(phîi khə̌əi)」で姉の旦那となります。(以上二つの男女は明白です)

また、伯母の旦那は「ลุงเขย(luŋ khə̌əi)」だったり、母方の叔父の奥さんは「น้าสะใภ้(náa saphái)」だったりと、組み合わせは様々です。

「- เลี้ยง(líaŋ)」で、「養~」なので、「พ่อเลี้ยง(phɔ̂ɔ líaŋ)」「แม่เลี้ยง(mɛ̂ɛlíaŋ)」でそれぞれ養父、養母となります。

他にも「- เลี้ยง」を「- บุญธรรม(buntham/bunyatham)」を代わりに使ったりもします。

ちなみに連れ子は「ลูกติด(lûuk tìt)」ですが、「ติด」が「くっつく」という意味なので分かりやすいですが、余計なものがーー! みたいな感じで子供が可哀想な表現です。(T_T)

連れ子にとって、新しい親との相手に弟妹が生まれると、半分だけ血のつながった兄弟姉妹となります。

これを法律上は「半血のきょうだい(兄弟姉妹)」というのですが、タイ語では

  • พี่น้องร่วมบิดา(phîi nɔ́ɔŋ rûam bidaa)またはพี่น้องต่างมารดา(phîi nɔ́ɔŋ tàaŋ maandaa):異母きょうだい(兄弟姉妹)
  • พี่น้องร่วมมารดา(phîi nɔ́ɔŋ rûam maandaa)またはพี่น้องต่างบิดา(phîi nɔ́ɔŋ tàaŋ bidaa):異父きょうだい(兄弟姉妹)

となります。

「บิดา(bidaa)」が父親の別の言い方で、「มารดา(maandaa)」が母親の別の言い方です。

別の言い方と言えば夫は「ผ้ว(phǔa)」で、妻は「เมีย(mia)」という場合がありますが、少しくだけた言い方です。

「เมียน้อย(mianɔ́ɔi)」でお妾さんというのは知ってますよね?(笑)

と他にもいろいろありますが、一度に全部は覚えるのは大変です。僕もいまだにあやふやな部分があるので、少しづつ覚えると良いと思います。

具体的使用例

一応「ことわざ」の解説だったのを忘れてません?

僕は忘れてました!(゚∀゚)

で、一応例文を

ツマンナイことで花子さんを怒らせていたソムチャイ君でしたが、花束を花子さんに送ったことですっかり良い親戚になりました。

短っ!

ソムチャイ君が「女なんてチョロい!」と思ったかどうかは知りませんが、タイ語では

ソムチャイ君 ญาติดี กับ 花子さん แล้ว

でソムチャイ君と花子さんは仲直りした

となります。

簡単でしたが、今回は以上で!

おわり

【タイ語のことわざ】索引

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