【タイ語発音教室 CD付き】のトリセツ 俺的使い方の徹底解説!

英語の場合は「文献を読むという目的だけ」という人もいるので発音ができなくても構わない人もいるとは思います。

しかし、タイ語に関しては、「タイ語の文献を読むことだけで充分」という人はあまりいないと思います。

なので、タイ語は話せてナンボということになります。

いわゆるカタカナ発音だと、会話自体が成立しないなんてことは確実にあります。特に固有名詞が通じないと辛い!

特にタイ語の場合は日本語にはない発音も多いので注意が必要です。

というわけで、「タイ語発音教室」のトリセツです。

テキストの概要

このテキストは「タイ語の覚え方・使い方」や「音で引く・タイ日実用辞典」でお馴染みの岡滋訓先生著です。

【タイ語の覚え方・使い方】のトリセツ 俺的使い方の徹底解説! タイ語 最初に買うべき辞典オススメの2冊 併用するのが最も効果的!

タイ語の発音だけを扱ったテキストというのはおそらくこの「タイ語発音教室」のみではないかと思います。

あまりページ数はありませんが、注意すべき音が簡潔にまとまっていてオススメです。

特にチャプター2の部分は、教科書的な発音(正確な発音)と違い、タイ人が変化させて使う発音が掲載されているので、典型的な教科書を終わらせたあとに、生のタイ語を聞くと

「???」

となる疑問を解消してくれます。

タイ語発音教室の構成

このテキストは大きく分けて「基礎編」、「ネイティブの出す音」そして「今後の学習のために!」と3つのパートに分かれています。

基礎編

基礎編で扱っているものは、他のテキストの発音を学習するパートとかぶっていますが、日本人が特に気をつけなければいけないことや、タイ語特有の発音に関して、一般的なテキストとは異なったまとめ方をしています。

セクションが全部で11あり、この11セクションが分かれている部分もあって、レッスンとしては全部で23課になります。

このパートについては、表現を身につける初級タイ語等のテキストを使用していく中で、よく聞き取れなかった部分や、発音がうまくできないものに関して、その都度テキストを開くといった使い方をオススメします。

【表現を身につける初級タイ語】のトリセツ 俺的使い方の徹底解説!

とはいっても、

「なんとなくは分かるんだけど…」

といった方が、「取り敢えずどこが重要かが知りたい」といった場合に、僕が特に気をつけたほうがいいと思うポイントを紹介します。

L音とR音

9課で扱うLとRは英語でさんざんやっているので、大体の人は区別がつくと思います。

R音が英語に比べてより特徴的なので、聞き取りはそんなに大変ではないかも知れませんが、舌を震わすようにするのに若干のトレーニングが必要かもしれません。

ŋの発音

10課で扱う「ŋ」の発音をするのは、そう難しいとは思いませんが、「ŋ」と「n」の音を聞き分ける最初のステップとして正確な発音が出来るようになる必要があります。

ちなみにタイ人以外でこの発音ができるのは日本人だけかもしれません(笑)。(タイの近隣諸国の人はどうか知らない)

yの発音

11課では「y」の音を扱っています。簡単に出すことも出来ますが、本当のタイ語の「y」を出すのは意外と難しんです。

「ญี่ปุ่น 日本」で出す音なので、正確に発音できるようにしたいところです。

長母音の発音

12課では長母音の違いを練習します。

意外と難しい!?タイ語母音の発音のちょっとしたコツを紹介するぞ!

↑などを参考にして練習して下さい。違いを意識するのは発音の学習にとって重要なことです。

有気音と無気音

14課は有気音・無気音です。中国語の学習経験者なら慣れていると思いますが、有気音と無気音を清音と濁音に置き換えて学習していた方は、ここで大いに後悔することでしょう(笑)。

ま、慣れです。意識してればいつの間にか出来るようになってます。

声門閉鎖と短母音

14・15課は声門閉鎖と短母音です。喉の奥を酷使します。使ったことのない筋肉だと思います。

タイでタレントデビューを志している人は早めにマスターして下さい(笑)。

僕はまだうまくできません。(タレントは目指してません)

末子音

16課から18課までは末子音です。

特に「-p」「-t」「-k」の3つ(タイ語で「ตัวสะกดตาย」- tua sakòt taai)は、聞き分けが難しいと思います。

まずは正しい発音ができれば、聞き分けの第一ステップは終了です。

これも喉の筋肉を使いますが、音の出だしで喉を使うよりはマスターしやすいと思います。

重子音

セクション9の重母音は長母音が正しく出来てればそんなに難しくはないと思いますので、割愛します。

この課で扱う重子音ですが、タイ南部の人もバンコクに来てから練習するというくらいなので、出来なくても落ち込まないで下さい(笑)。

もちろん出来るに越したことはないですよ!

以上が基礎編のポイントかと思います。

とりあえずこれは多くの人がつまづくかな? と思うところをピックアップしただけなので、他の部分でも気になる方はチェックを忘れないで下さい。

どうです? 結構大変だと思いますか?

頭からやっても大変なので、基礎編に関しては、気になるごとにそのポイントをトレーニングするほうが効果的かなと思います。

ネイティブの出す音

この「ネイティブの出す音」のパートはこのテキストの要だと思います。

ここはレッスン24~31と分量はそう多くはありません。

内容に関してはテキストに書いてあるとおりです。

ここではネイティブ式の発音できるようになるというより、「こういう風に発音することもあるんだ」という理解をすればいいと思います。

あくまでも正しい発音は「基礎編」の発音です。タイ語の学校ではネイティブ式の発音をしていたら注意されました。

基礎編の発音のほうが、よりフォーマルだからだと思います。

今後の学習のために!

ここでは発音の学習をする際の心構えや、発音の学習が一通り終わったあとに定期的にトレーニングできるものなどが記載されてます。

詳しくはテキストを一読して見て下さい。

まとめ

このテキストの使う段階としては「随時」としか言いようがありません。

テキストの表記は基本的にアルファベット表記なのでいつからでも使用可能です。

一部タイ文字も使われていますが、その際にもアルファベット表記が併記されているのでタイ文字の学習前でも問題なく使えます。

特に学習の初期の段階に変なクセが付く前に「タイ語の筋肉」をつけておくことは、今後の発音学習にとっていい効果をもたらすと思います。

このテキストは言うなれば「正しく効かせられるタイ語筋トレのコツ」といったところです。

筋トレは間違ったフォームでトレーニングすると事故に繋がりますよね?

タイ語も同じです。思わぬ事故に巻き込まれるかも知れません(笑)。

発音がある程度できるようになった方でも「目からうろこ」がとれる瞬間を体験できると思います。

かなりオススメのテキストです。といっても現段階でこれ以外に選択肢はありませんが(笑)。

これ以上に説明できる術がないので後発のテキストが出てこないのかもしれませんが..

この他にもタイ語テキストの具体的使用方法を紹介していますので、よろしかったらどうぞ

【中級 タイ語総合読本】のトリセツ 俺的使い方の徹底解説!【ゼロから始めるタイ語】のトリセツ 俺的使い方の徹底解説!

おわり