日本では毎年10月27日から11月9日までが読書週間ということになっています。
最近本とか読んでます?
どーもあそーくです。
僕は本の半分くらいをキンドルで読んでるんですが、大量の本を持ち歩かなくてすむので重宝しています。
一度買ったばかりのKindleを失いそうになったことがありました。強奪されそうになったのです。
犯人はウチの母親です(笑)。
彼女は間違いなく老眼です。
今までに見たことないような食いつきぶりでしたが、まだ使用感とかよくわかってないときだったので、泣く泣く諦めてもらいました。
というわけで、意外と高齢者には知られていないキンドルですが、チャオチュールに食いつくネコか! というくらいの食いつきようだったので、老眼の方には喉から手が出るほどのモノなのかと気付かされました。
ウチの母親が難しい操作などできるわけはないので、そんな母親と同類の方のためにキンドルの簡単操作ガイド的なものを紹介したいと思います。
キンドルとは
キンドルとは通常アルファベットで Kindle と書かれています。
はい、このレベルから説明します。
ウチの母親の場合だと、100回くらい言わないとキンドンだったり、コンドルだったりと間違えてインプットしそうですが、キンドルです。
アマゾンが販売している電子書籍リーダーです。
電子書籍とはコンピューターの画面で見ることができるようにしたものです。このブログの文字も電子化された文字です。
簡単に言えばコンピューターでしかみることのできない本です。
で、リーダーとは「読むためのもの」
なので、コンピューターで読めるようにした文字を読むための専用の機械です。
アマゾンは会社名です。
ここまで噛み砕いて説明したものはないと思います。
これでもウチの母親は理解してくれるか….
僕が実家に帰るのをためらうのも察してください(泣)。
高齢者にこそキンドルを
ウチの母親が最も食いついたポイントは、なんといっても字を拡大できる! この一点です。
老眼になって、本を読みたいのだけれど見えないのでだんだん読みたくなくなる…みたいな社会から取り残される感から救ってくれるものとでも思ったのでしょう。
しかも、特殊な画面を使っているので、目が疲れにくい(紙の本を読むような感じ)!
機種によってはバックライトが付いているので、暗い中でも読むことが出来ます。
なので、読みながらそのまま寝ても大丈夫! 電源を切るのがキンドルを閉じるだけなので、寝ながら本を読みたい人には最適のしろ者です。
初めてのキンドルの導入方法
このように高齢者にとっては救い主のようなキンドルですが、操作が少し難しいんです。
あ、一般の人にとって難しいなんてことはありません。
おそらくウチの母親クラスの人間には使いこなせないです。断言できます。
キンドルを買い与えて
「じゃあ、ダウンロードして好きな本読んで!」
なんて言っても
「??? わかった…」
と言って、数カ月後に
「キンドル使ってる?」
と聞いても
「ちゃんと使ってる。結構便利よねぇ♪」
と言いつつ、その実、押し入れの中にしまわれているキンドルを発見するのは火を見るより明らかです。
なので、こんな母親でもわかるよう、出来るだけ細かく、丁寧に説明していきたいと思います。
多少と言うかかなりしつこいくらい細かく説明します。
まず、キンドルにはWi-Fi(ワイファイ)対応のものと、そうでないものがありますが、ココはWi-Fi対応のものを購入して下さい。
ダウンロードする時間がかなり違うからです。
このWi-Fi対応のキンドルは本体だけ購入しても使えません。
別にWi-Fiの契約をしなければなりません。
携帯電話を持っている人は自分の持っている携帯電話会社に相談すれば教えてくれます。
Wi-Fi(ワイファイ)ルーターと呼ばれるものを自宅に設置することでキンドルでいつでも本を買うことが出来きるようになります。
もしわからなければ、最初だけなので家族に相談してみて下さい。
ウチの母親は僕に丸投げ(笑)なので、これが一番簡単だと思います。
これだけ覚えればOK!キンドルの基礎の基礎
では早速使い方編です。
充電は済ませましたか? 30分も充電すれば充分です。
ではキンドルを開いて下さい。
この画面が開いた時に表示されます。何も表示されていない場合は充電されていない可能性があります。充電器のコンセントはプラグに差し込まれてましたか?
この画面が表示された優秀な方は次に、指(人差し指がオススメ(笑)で、画面上をなでます。(左から右、上から下、下から上、または斜めでも好きなように)
中には指がカサカサで、反応しづらい場合があります(我が母)ので、そういう場合は何度が試して下さい。
すると上のような画面になります。
まずは上の部分のマークを覚えましょう!
- ① ホーム画面 何かあったらココを指でポンと叩くと最初の画面に戻ります。
- ② 戻るボタン 一つ前の画面に戻ります。本を読むときのページを戻るのではありません。
- ③ 明るさ調節 ココを押すと飛行機のマークとかいろいろ出てきますが、そこは余り気にせず、点線があるので、右側の方を指でポンと叩けば明るく、左側の方を叩けば暗く、真ん中を叩くとその中間くらいの明るさになります。戻るときは上の方と叩くと戻ります。
- ④ ストア キンドルの本を購入するところです。
- ⑤ 検索 本を探したり、本の内容を探したりする時に使います。最初は本を購入する時に使うと覚えて下さい。
では早速本を購入してみましょう!
④のボタンを一回指でポンと叩いて下さい。すると本を購入できる画面に切り替わります。
次に⑤のボタンを一回指でポンと叩いて下さい。
すると
のような画面になります。ので、虫眼鏡の右側を軽くポンと叩いてから本の検索を始めます。
このときキーボードの左下に「あいう」となっていたら、そこを一回ポンと叩くと「ABC」となるはずです。
この状態で日本語を入力することができるようになります。
この場合、ローマ字入力なので、日本語入力に慣れている方は少し練習しなくてはなりません。
で、例えば「こころ」と入れると
いくつかの本の題名がでてきます。
今回は「こころ」なので、一番上の「こころ」を指でポンと叩くと
とたくさんの「こころ」が出てきます。
結構色んな所から出版されてますね。
この中から好きなもの(出版社とか)を選んで、その本の絵のところをポンと一回叩きます。
今回は一番上の「こころ」を購入します。
この「こころ」の上を一度ポンと叩きます。
すると
の画面になります。
僕はKindleUnlimited(キンドルアンリミテッド)の会員なので、「読み放題で読む」というボタンが出てきます。
先程のいろいろな「こころ」が出てきた画面の右下に小さく
このようなマークがあるので、会員になられた方は無料で読むこともできます。
で、会員でない方はそのまま「¥783で購入」のところを一回ポンと叩いて下さい。購入の手続きが済み次第ダウンロードが始まります。
¥783…少し安いですね。(オンデマンドの紙の本で高めですが、参考までに値段は¥1364です)
このようにキンドルだと紙の本より少し安くなっています。
しかも結構ひんぱんにキャンペーンやってて格段に安くなるときがあるので、その時期にまとめてダウンロードすればだいぶお得に買い物ができます。
購入の手続きについては家族等に聞いて下さい。
一回やればわかると思います。ごめんなさい、これ以上は勘弁してください(泣)。
ダウンロードが終了したら
① のホームのマーク
を一回ポンと指で叩くと
と「こころ」が出てきます。ここを再度一回ポンと叩くと目次になります。
画面のだいたい左端から4分の1以内のところを指でポンと叩くとページがめくれ1ページ目。
再度指でポンと叩くと2ページ目になります。
戻るときは反対に画面のだいたい右端4分の1以内を叩きます。
この時点では、例で出した画像と違って、まだ文字の大きさは小さいままだと思います。
文字の大きさは次の項目に譲りますので、このまま読み進めて下さい。
また、本によっては、右開き、左開きと異なりますので、注意して下さい。間違っても壊れませんので安心して大丈夫です(笑)。
本を途中で読むのをやめたいときは、キンドルを閉じるだけです。
再び読み始めたいときはキンドルを開いて、最初の画面を指でなぞれば続きから読むことが出来ます。
画面の上5分の1くらいのところを叩くと、最初に覚えたマークが出てきます。
習うより、慣れろです。慣れたら誰でも出来るようになります。
字の大きさの変え方
さて、今回ある意味最大のテーマです。
が、文字の大きさを変えるのはいたって簡単です。
本の本文が書かれている時
「もう少し文字の大きさを大きくしたいなぁ」
と思ったら、人差し指と親指をくっつけたまま画面につけます。
そして、両指を画面から離れないようにして開いていきます。
そうすると文字は大きくなります。
大きすぎた場合には、人差し指と親指を画面につけ、両指が画面から離れないように注意して両指をくっつけていきます。
文字を大きくする動作の反対の動きです。
壊れないので(笑)、何度か試してみてくだい。
キンドル本購入時の注意点
キンドル本はキンドルで拡大して読める! のが一番の特徴ですが、絶対に気をつけたいことがあります。
特に「キンドルは大きな文字で本が読める」ことに最大のメリットを感じている人ならなおさらです。
拡大できるけど、文字も大きくなるけど全体が大きくなってしまって画面から見切れてしまうことがある本がたま~にあります。
随時改定していると思いますが、こういったものを選ぶと読むのがそもそも嫌になります。
取り敢えずサンプルページをダウンロード(無料)して試してみるのも一つの方法です。
こういった本は「固定レイアウト型」というもので、本を購入する際に
※この商品は固定レイアウトで作成されており……
という注意書きがあった場合は購入するのをやめることを勧めます。
また、今回対象にしているキンドル初心者にはあまり関係ないかもしれませんが、海外でダウンロードする場合は制限があります。
僕の場合は一時帰国時にまとめてダウンロードすれば事足りるので、まぁ気になる方は対処法を検索して調べてみて下さい。
まとめ
わかってる人には退屈なくらいな説明でした。
これでもウチの母親に説明してると、想像を絶するリアクションをしてきます。AB型の人間にはかないません。
そんなときは僕の腹筋が崩壊してしまうので、説明が最後まで出来ないこともしばしばです。
この程度の説明ではとうてい我が母親の意に適わないのは分かっておりますが、このレベルでも一つ一つプログラムを書くように説明するのは大変でした。
そんなウチの母親でも、なぜかインターネット検索はできるようで、よく芸能ニュースなどを検索してご覧になられています(笑)。
というわけで、これを読んでるアナタがキンドルって何? ってな場合だけでなく、僕と同じようなトンデモ母親を持っている方もこのブログを説明の参考にしてくれたら幸いです。
今回の記事は基本的に我が母向けです。
おわり