タイ語学校をタイで受講する時の選択肢としてプライベートレッスンにする! っていう人もいると思います。
でも、実際
「プライベートレッスンってどういうもんなの?」
「グループレッスンとどう違うの?」
って疑問が出てきませんか?
というわけで、今回はプライベートレッスンでタイ語を受講する際の注意点、そのメリット・デメリットをグループレッスンと比較しながら解説していきたいと思います。
Contents
プライベートの種類
プライベートを受講する手段として、一つに既存のタイ語学校内で、プライベートを申し込んで受講するものがあります。
または、学校の授業形態がそもそもプライベートのものと2種類に大きく分けられると思います。
これら二つのタイプについて、それぞれ利用方法・目的、そのメリット・デメリットなどを解説していきます。
タイ語学校の中のプライベートレッスン
タイ語学校が開いている教室・時間などを使って1対1で教えるものです。
僕が通っていた学校でも行っていました。
授業に出られなかったときや、授業内容がちょっとわからない場合などに利用します。
時間の都合が合わず、ある月だけプライベートレッスンという生徒もいました。
費用に関してはホームページ等に記載されていない場合も多いです。学校により少し差がありますが、どこも1時間500バーツ前後です。
基本的にグループレッスンを受講するつもりだけど、月によっては学校で行っているプライベートレッスンも検討している、という方は参考になると思います。
学校のプライベートレッスンの申込み方法
受講する人は基本的には学校のグループレッスンに通学している人や、通学しているんだけど、この期間だけは時間が合わなくて登録してない、けど空いてる時間だけでも学習したい! といった人が中心でした。
僕の場合、受講に際しては学校のテキストを使用していました。
個別に用意したテキストを使用できるかはわかりませんが、先生側の準備等もあると思うので、学校のテキストのほうが効率がいいかもしれません。
どうしても自分の用意したテキストが使いたい場合は相談してみるのもアリだと思います。
実際は学校の授業だけで手一杯だと思いますが…
予約は先生と教室に空きがある限り受講できます。
僕が通っていた学校(RTL)の場合、教室は基本的には空きがないので、ロビーにパーテーションを区切った場所での受講でした。
先生に関しては、RTLの場合選べません。というのも先生のローテーションが1ヶ月単位で決まっているので、その月に授業を持っていない先生でないとできません。
学校によっては先生の入れ替わりが激しいので(笑)、ベテランの先生がプライベートレッスンをしてくれる可能性が高いかも…
僕の通っていた学校です。参考にどうぞ

IPKタイ語学校
プライベートレッスンだけで教える学校としては、IPKタイ語学校があります。僕が知ってるのはココだけなので、この学校についての簡単な紹介と、受講する際の方法などを紹介します。
場所はスクンビット通りのソイ13にありす。駅はBTSのナナ駅でもアソーク駅からも歩いていけます。ソイの入り口から少し歩きますが、充分徒歩圏内です。
交通の便はいいですね。
先生は3人のみで、この先生の空いている時間しか受講できません。
なので、結構スケジュールはぎっしり詰まっています。早めの予約が必須です。
先生も基本的には選ぶことは出来ません。均等に割り振っているようです。
学校オリジナルのテキストもありますが、他のテキスト(他校のテキスト等)でも全然OKです。
日本語での対応も可能です。
レッスン費用もかなり押さえられているので、お財布的には嬉しいですが、そのためスケジュールは結構埋まってます。
なので、自分のペースで受講したい場合は、スケジューリングが少し難しいかと思います。
教育ビザの手配はしていません。
他校に通うのを前提として、その補助として利用するのがこの学校の利用方法としてベストなのでは? と個人的には思います。
参考 公式サイトIPKタイ語学校プライベートレッスンのメリット
先生と1対1で受けるということは、その時間先生を独り占めできます。
「この部分、良く分からない」
「前もやったけど、やっぱりはっきりとはわからない」
などを何度でも納得いくまでじっくりと学習できます。
また、他の生徒の学習の進み具合に影響されないので、効率よく自分のペースで学習が進められます。
もちろん、時間に関しても自分でスケジュール管理が出来るので、急な予定にも対応できることが一番のメリットだと思います。
デメリット
実際、プライベートの費用の方がちょっとお高いです。なので
「プライベートレッスンのほうがレベル高い!」
とか思ってません?
しかし、最初に断っておきますが、費用の差は実際はほとんどないです。
それはなぜか?
僕の通っていた学校の例ですが、授業の途中にはいる休憩時間をいれても、大体、一日3時間弱くらいです。
そして、月曜から金曜までの週5日、毎日授業があります。
授業は当然日本語ではないです(日本語で教える学校以外ね)。結構ハードです。
授業後は思ったよりぐったりしています。たまに死んでたりもします。
つまり、脳が休まるヒマが全然ないんです。
そうは言ってもグループレッスンの時は他の人が質問してたり、バカ話で盛り上がる時間帯とかで、少しはサボる脳が休むことが出来ます。
それがプライベートレッスンだとその間ずっと脳はフル回転です。
僕の場合、授業が他の生徒が来なくて、先生と1対1になる時が結構あったんですけど、授業後は魂抜けてました(笑)。
プライベートレッスンの申し込みをしたときは、
「2時間までにしといた方がいい」
と先生にいわれました。
僕だけではなく、一般的に負荷が高いんだと思います。
まぁ、個人的にはグループレッスンの方が知り合いも出来て、楽しいかなと思いますけど、どうしてもってときは、1日に2時間までにしとくのが無難です。
いやマジでハードです。
というわけで、脳の能力的な問題(笑)で、一日に消化できる内容としては、グループレッスンとプライベートレッスンの間に差はほとんどないんです。
というわけで、完全にスケジュール的にグループレッスンはキビシイ! っていう人向きだと思います。
プライベートレッスンの利用ポイント
最初からプライベートレッスンしか選択肢にない場合は、出張レッスン等のサービスを利用した方が時間も節約できていいかもしれません。
ただ、僕が個人的にオススメしたいのは最初のクラスだけはグループレッスンを受講して、1ヶ月後、プライベートレッスンかグループレッスンかを選択するという方法が良いと思います。
語学の学習に関しては定期的な学習の方が効果的だと思うので、スケジュールを組むのが比較的難しいプラーベートレッスンよりも、グループレッスンをオススメします。
基本的にはプライベートレッスンは補助的に利用するようにプログラムされていますし、時間の都合がつくならば出来るだけグループレッスンへの参加というのが王道ではないでしょうか?
いづれにしても最初のクラスはグループレッスンで受講すべきでしょう。
おわり