大学受験とか、資格の勉強とかを図書館でしてきた人も多いんじゃないでしょうか?
というか、図書館でなきゃ勉強できない体質の人もいるでしょう?
僕がそうなんです。
図書館の自習室って、数が限られてるし、夏休みとか特に朝早く並ばないといい席が確保できなかったり、下手をすると席が無い! なんてことも結構あります。
他はどうか知りませんが、首都圏エリアには有料の自習室もあるとゆーではないですか!
というわけで、今回は
「図書館でしか勉強できない体質の人が、バンコクに留学してしまったら、どうしましょ?」
に対するアンサーです。
バンコクの日本の図書館
あるんですよ。大昔から、日本の図書館。
その名も「日本文化センター」
「….」
あー、はい、お約束ですね。はい、何も売ってはいません。
この日本文化センター(以下、図書館と称す)は、国際交流基金の設立で、正式には「国際交流基金バンコク日本文化センター図書館」(長っ!)といいいます。
場所は、サーミットタワー(ビルの名前)の10階です。
このビルの10階にはタイ人のための日本語学校があったり、日本の観光案内所(?)もあって、ワンフロアー全部が日本関連のものです。
BTSのアソーク駅から6,7分ってとこですか? MRTだと出口によっては3,4分で着きます。
昔は自社ビルっていうんですか? なんか2階建てくらいだった記憶があるのですが、僕の異世界での記憶かもしれませんので、お気になさらずに。
場所は地図を見ればわかりますが、ソイ・アソークを北上すると、居酒屋「剣心」が見えてきます。

そこを左折してすぐに、ビルの下を通り抜けられる道が右側にあるので、そこを抜けてください。
左手に郵便局が見えてきたらその道で正しいはずです。
ビルの前に着きました。おめでとうございます。
ローソンで休憩してもいいです。タバコ吸われる方は近くに喫煙所があるはずです。
ビルに入ったらまっすぐ進むとエレベーターの乗り場があります。
エレベーターは2つの乗り場に分かれていて、それぞれ行く階によって違います。図書館へは正面玄関から入って右側。ローソン側から入って奥の方の乗り場です。
アソークとMRTのペッチャブリー駅の間くらいに位置するので、ペッチャブリー駅やセンセープの船着き場からも歩いていけます。
図書館の内容とか構造
図書館は真ん中にあるエレベーターを挟んで、日本語学校の反対側にあります。
入館料は無料です。タイには他にも図書館はありますが、有料なのが多い中、このスペックで無料を維持しているのはサスガです。
中にはコピー機もあり、タイ語の辞書もあったりで、自習する環境は完全です。
で、肝心の自習室(?)はというと、敷地面積のおよそ1/3ほ自習するためのエリアにしています。
ので、座れないということはありません。
椅子も日本製と思います。上下に調節できる、ローラーの付いているいいものです。
机に関しても、日本の通常の図書館よりスペック高くない? といったものもあります。が、全部というわけではないです。(2018年現在)
僕も学校の帰りとかに利用していました。一面ガラス張りで、外の景色もよく見えるんです。それでも2、3時間ほど集中して勉強していると、
「ここはどこ? いつ帰国したっけ?」
といった錯覚に陥ること間違いなしです。
日本語の本
もちろん、日本の基金が設立したものなので、自習している人は日本人とタイ人だけです。(たぶん)
同じフロアーの歩いて15秒ほどのところに日本語学校がありますし、タイ人が日本語を勉強するための本があるのは当然ですが、日本人のための本もあります。(タイ語学習の参考書等)
日本の漫画もありますし、旅行関係(歩き方とか)の本もあります。あとビデオも見れますが、日本人で見ている人を見たことはありません。
そして、タイ語の辞書も若干古いですが置いてあるので、テキストだけ持ってくれば勉強できます。
注意するポイント
そんな日本を満喫できるこの図書館ですが、注意すべき点があります。
- 静かに
- 寒い
- 雨に注意
の三点だけですww
一つ目の「静かに」は図書館なので当然といえば当然なんですが、時々こそこそ話をしている人がいます。
静かな声ってかえって気になりません?
日本だと
「ちっ! うるせーな」
と思うくらいで済むんですが、ここではこわーいオジサンがいるので、結構な感じで怒られます。
僕ではありません(笑)。
二度ほど子供とかが注意されてるの見たことありますが、
「多分二度とこの図書館にはこないだろーな」
ってな勢いで怒られてました。
ま、フツーにしてれば問題ないんですけどね。
二つ目の「寒さ対策」です。タイでは空調をビル一括で管理していることが多いので、細かい温度調整が出来ない場合が多々あります。
そしてその調整できない温度は決まって寒すぎるという結果を招きます。
ここでは防寒対策の準備をしといたほうがいいでしょう。(特に女子)
そして、三つ目は「雨」です。
別に雨漏りがするわけではありません。
一番近いMRTの駅まででも歩いて3分以上はかかります。
となると、スコールのときは全身ずぶ濡れになるのは確実です。
「そろそろ帰ろーかな?」って時にピカッってなると結構がっくりきます。
雨が止むの待つのも手ですが、コンビニくらいしかありません。(まぁ居酒屋もありますが)いつ止むかもわからないときは決死の行動を迫られる可能性大です。
特に雨季のときは傘は常備しているとは思いますが、日本の雨ではありません。足元の準備もしてますか?
あッ! と言う間に、軽く足首までは浸かるくらい水がたまるので、スニーカーとかだと大惨事にみまわれること間違いなしです。
スニーカーって乾くのに1日じゃ足りないときもあるでしょ? それになんか臭くなるし… 僕だけ?
なので、念の為濡れても大丈夫なサンダルとかビーサンとかを持っていったほうが賢明です。
僕は濡れても大丈夫な靴で日頃過ごしているので、問題ないですが、そうでなければ持っていったほうがいいに決まってます。
僕は基本的にサンダルなので、多少高くても、歩きやすいものを選んでます。
濡れても平気なので、かえってバンコクでは便利です。
以上三点に注意さえすれば、バンコクでも
「図書館でないと勉強できないんでチュ!」
といった困ったちゃんでも(オレ?)充実した留学生活が送ることができること間違いなしです!
ま、勉強も大事ですけど、せっかくタイにいるんならタイ人と積極的に交流することが一番重要なんですけどね(笑)
たまには「書を捨て街に出よう!」です。
参考 公式サイト国際交流基金バンコク日本文化センター図書館女子にはこんなのもあります
にーほーん文化センター…. ではない!
けど、これホントにオススメです。
おわり