マニマナはタイ人の心の友 伝説のタイの小学校国語教科書が復活?

今回はマニマナの紹介です。といっても双子の姉妹ではありません。

双子の姉妹がタイ人の心の友だという話は、いまだかつて聞いたことがないので間違ってないはずです。

少し前にタイ語を勉強したことがある人なら全員が、ちょっとニヤッとしてしまう、そんなマニマナについての記事です。

マニマナとは?

教科書中身

マニマナとは人の名前です。といってもマニとマナです。

「やっぱ双子の姉妹じゃねーかよ!」

と思ったそこの「あわてん坊」のアナタ! よく見てください! ゲシュタルト崩壊してる場合じゃないです。ちなみにマナは男の子です(笑)

と冗談はさておき、この二人はタイの小学校の教科書に出てくるキャラクターなんです。なので、マニマナという本のタイトルは存在しません。

この教科書は1978年から1994年まで (ค.ศ.  – khɔɔ sɔ̌ɔ 西暦ですね) タイの小学校で使われてた国語(タイ語)の教科書です。結構長いですよね。15年以上ですよ。そんな教科書日本にはないですよね?

日本と違って、タイの教科書は国定なので、この15年間に小学校に在学していたタイ人なら全員知っています。この二人、実はチョー有名人なわけですね。

執筆したのは、รัชนี ศรีไพรวรรณ (英語表記:Ratchanee Sriphraiwan)っていうタイの有名な教育者で、2014年に亡くなられましたが、こんなに長く使用されてたということは、相当出来のいい教科書だったと思います。

そんなわけなんで、この教科書を使って勉強してる欧米人もたまーにいます。いやー外国人用ではないので、ちょっと無理ゲーかなとも思いますが、良いテキストなのは間違いありません。

タイ語では「 มานะ มานี ปิติ ชูใจ 」“Maana Maanii Piti Chuucai” というらしいです。4人の子供の名前が羅列してあるだけです。多分通称でしょう。教科書だし(笑)

「マニ(正確にはマーニー)は目がある」

「カラスは目がある」

なんてサスペンス調にしてはインパクトの弱すぎる、意味不明(笑)、だが頭から離れない文で始まるこのテキストには、「マナマニ」の順番じゃなく、「マニマナ」の方がふさわしいと信じています。(どーでもいい?)

音読すると

「まーにー まーにーみーたー かー かーみーたー」

とマントラを唱えてる気分にもさせてくれます。

現行では使われていない教科書ですが、復刻版が売っています。

しかも、表紙はなんと初版のもの!(そこまでこだわるマニアはいないと思うんだが…)

見かけたら副読本として購入するのもいいと思います。

記念(なんの?)にでもいいし、タイ人には絶対ウケるはずです。ただ、ちょっと重量があります。

ちなみに、数年前に、「このキャラクターたちが成長して大人になったその後」みたいな設定で演劇もありました。

日本でいうところのドラえもんですね。例のトヨタのCMと同じような感じです。

それだけ愛されているってことです。

スクサーパン

スクサーパン

「じゃあ、その復刻版の教科書どこで手に入れたら良いの?」

なーんて人が、どのくらいいるかわかりませんが、この復刻版教科書は日本では売ってません。

タイにいたとしても、どこの本屋でも扱っているわけではありません。

幻の本です。

タイに来る機会があって、かつ欲しいという人のために、売っている場所を今回だけ特別にご紹介します。(嘘です。簡単に買えます)

タイには「スクサーパン」という教科書とかを扱っている専門店があります。

ここで「マニマナ」を手に入れることが出来ます。

教科書を売っているところなので、タイのあちこちにありますが、今回はバンコク東バスターミナルのあるエカマイ店を案内します。

BTSの駅を降りて、少し歩くだけなので利便性も良いと思います。

では地図

簡単な行き方の説明です。

エカマイ駅を降りて、ゲートウェイっていうビルの前にある階段を使ってください。

そしたら、アソーク方面に歩いていくと、左手に東バスターミナルが見えて来ます。さらに少しだけすすんだところにあります。

スクサーパン

ピンクの建物が目印です

右のピンクの建物には主に文房具が売っています。路地の入り口から見えます。

このピンクの質素な建物の中には普通の店では売っていない、学校で使う道具が置いてあります。

でかい定規とか、学校の教室にあったものを思い出してもらえればわかると思います。タイ文字練習用のノートもここにあります。

左側の建物は写真では閉まっているように見えますが、開いてるハズです?

写真撮ったときは開いてたので、ビニールのスダレ(?)みたいな、冷気を逃さない的な…説明難しいな。まぁ行けばわかります。(なんて乱暴な説明だ!)

この閉まっているように見える建物のほうに「マニマナ」が置いてあります。売り切れてたら「残念です…」としか言いようがありません(笑)。

この建物(倉庫?)には「マニマナ」だけでなく、現在使われている教科書が全て揃っています。

なので、「マニマナ」が売り切れてたらそれで我慢してください。大学の教科書はありません。

「マニマナ以外」は意外と安いので、たくさん買いすぎないよう細心の注意が必要です。

本の値段

左から96.123.114.170B 高っ!

土日は休みなので、行くときは「今日は何曜日か?」確認するのを忘れないでください。

旅行中は特に曜日感覚おかしくなるので!

最後に

この教科書の舞台はタイの田舎であるため、「現代の生活を送っている児童にはだんだんと馴染みがなくなってきた」という背景が、この本の廃止に至った理由です。

ですので、教科書の中には「古き良きタイ」が凝縮されています。

その辺がタイ人のノスタルジックな心の琴線に触れるのんでしょうね。タイ人を知るために必要な本の一つだと思います。

この当時は4年生のものまでしかありませんでした。

その後の刊行状況についてはこちらもどうぞ

タイの小学国語の教科書マニマナ、本当はマナマニがついにコンプリート

おわり