タイでSIMを購入したら、費用は?そのメリットを徹底解説!-dtacの場合-

今の世の中、スマホなしで旅行するなんて考えられなくなってきました。

特に海外旅行に行ったときなんかは、空港でフリーの Wi-Fi を使えるとしても、スマホなしで一歩空港を出たら、もう5分くらいでパニックに陥るヒトも多いんじゃないですか?(笑)

さて、今回はタイに旅行するとき、スマホをどうするか。ということについて解説していきたいと思います。

旅行のいろんなスタイル

スマホっていっても万能ではありません。

日本でも電波が入らない秘境ってあります。

タイだとバンコク都内ですら秘境はあります。そういうところは仮に電波が入ったとしてもかなり弱いです。

特に日本のスマホだと電波をキャッチする力が弱いという話を聞きます。

真偽の程は定かではありませんが、体感的に正しいのではと感じます。

そんなこんなを含めてスマホ依存度別にわけて最適な旅のスタイルを提案していきます。

そもそも持っていかない

はい、持って行かない。いいですね!

かつてはそんな猛者どもだけで、この地球上はあふれてました。

彼らは太陽の位置で自分の進むべき道を判断し、風のにおいで1時間後の天気を予測していました。(ウソです)

今となっては絶滅危惧種となったこのような猛者どもには、このページの情報はまったく役に立ちません。時間の無駄ですのでページを閉じて有意義な時間をお過ごしください。

個人的にはこういう旅行スタイルも全然アリだと思います。

僕にはもうそんな気力はありませんが…(T_T)

Free Wi-Fiだけでなんとなりませんか?ってヒト

こういうタイプの人は実際一番多いじゃないでしょうか?

短期の旅行だったり、そこまでスマホに依存してなかったりだとソコまで必要ではないのかも知れません。

確かに世界一周の途中の旅行者が、行った先々でSIM買うというのも馬鹿馬鹿しい話です。

ただ、フリーの Wi-Fi が使えるところを探すのも大変です。

コーヒーショップとかでパスワードをもらって使うという方法もありますが、こういったところで快適につながった記憶がほぼありません。

バンコクだと、街中至る所にコーヒーショップはありますが、コーヒー、安くないですよ。100バーツくらい余裕でします。

それにゲストハウスとかに泊まり歩いている海外旅行のブロガーさん、そこのゲストハウス Wi-Fi 繋がりますか?

こういうゲストハウスには決まってフリーの Wi-Fi ってありますが、泊まってみないどういう状態なのかわからないのが問題です。

ゲストハウスは基本的に外国人だらけ(タイ人から見て)なので、ほぼ全員が Wi-Fi 使っている状況は容易に想像できます。

壮絶な電波の奪い合いをしてるんです(笑)。

快適なんでしょうか?

日本の速度に慣れたら、もう遅いのはストレス以外の何物でもないですよね?

僕がバンコクで住居を選ぶ際の決めては、日本と変わらない速度のWi-Fi(もちろん住人はフリー)です。

バンコクで格安アパートに住む場合の選び方のポイントとおすすめエリア

しかも Wi-Fi はゲストハウスやアパートに付属のものです。

持ち歩くわけにはいきません。

旅の途中で会った人と連絡とるのにはチョット不便ですよね。

現地でSIM買うというヒト

これからはこのタイプが主流になってくるんじゃないでしょうか?

少し前だと「SIMフリーでない」機種が主流だったので、現地で使うとなると機体自体を新たに購入する必要があったのですが、今では SIM を入れ替えるだけで済みます。

SIM 自体の値段もだいぶ安いので、現地でSIMを購入して、現地の通信会社と契約するというパターンが一番リーズナブルでオススメです。

日本への国際電話は現地SIM一択!

最大のメリットとしては国際電話が格安でかけられるというものです。

dtac でタイから日本に国際電話をかける場合だと

00400-国番号(日本の場合81)-市外局番(0を取る)-電話番号

とプッシュすることで、1分あたり、なんと5バーツ! の費用ですみます。

日本国内でモバイルで電話するより安いです(笑)。

日本に頻繁に連絡をする場合だと現地SIMを購入という一択になるのではないでしょうか?

注意
タイの通信方式と異なる機種を使ってる場合はSIMフリーといっても使えません。

この場合は新たに本体を購入するとかの別の手段を講じる必要があります。

次は、SIMを購入して通信会社と契約する場合、だいたいいくらくらいかかるのかを具体的なプランで説明します。

タイでSIMを購入する際、かかる費用

SIM の購入を考えた場合、SIM 自体は50バーツくらいで購入できるのですが、契約プランが複雑でよくわからないと思います。

タイではSIMはプリペイドで購入するのが一般的です。

タイにはAIS、true、dtacと大手の3社で市場を分けていますが、値段はそんなに違いません。

そこで、1社の具体的なプランを取り上げて説明したほうが、「通信費にどれくらいかかるのか?」といった目安にはなりやすいのではないでしょうか?。

とあるdtacのプラン

金額(バーツ) データ量 期間 容量を使い切った後のスピード
29 500M 1日 128kbps
99 1週間
129 1.5G
399 3.5G 1ヶ月
499 5G 384kbps
799 10G
1099 20G
(2018年)

表を見てもらえれば分かると思いますが、1日だけだと選択の余地はありません。

1日というのはあまり需要がないのでしょう。

1週間だと500Mか1.5Gの違いですが、これは各人の使用スタイルによって異なってきます。

単にデータ量の違いなのでそう悩まないはずです。

1ヶ月の契約が一番複雑で、混乱するのではないでしょうか?

通常の使用方法だと399バーツのプランにするか、499バーツのプランにするかで迷うのではないでしょうか?

個人的にはデータ使用量を超過してしまった場合のスピードが128kbpsだと、かなりストレスが多いように感じます。

なので、499バーツ当たりのプランがオススメです。

僕も実際契約しているプランはこの値段のクラスです。

契約する時期によってプランも様々なので、一応「このくらいの費用がする」といった目安と思って下さい。。

自宅での Wi-Fi の状況などによって使用データは変わってくると思うので、このプランを基準にして、使用状況に応じてプランの見直しをしていけばいいと思います。

MEMO

スマホのスクリーンショット

契約データ量を使い切っても、追加の申込みによってデータ通信のスピードは元に戻ります。

この際一般のプランだとツーリストSIM(後述)よりだいぶ安くなってます。

ただ、最初は自分の使用量がわからないと思うので、日本での契約プランと同じデータ量で契約し、不足した場合のみ追加するという方法がおすすめです。

この他にもいろんなタイプのプランがあります。

一応目安としてこのくらいの経費がかかるというものなので、各自自分のライフスタイルにあった通信データの契約を選べばいいと思います。

この他にもツーリストSIMといって、SIMとデータ通信量、通話料ほか、いろんなアプリが無料で使用できるものがセットになったものもあります。

これらのツーリストSIMではdtacの場合、7日、8日、15日など契約期間が細かく別れていて、データ量もいろいろあります。

参考 dtac(日本語)ハッピーツーリストSIM

他の通信会社でもセットでの特典としては100バーツ分の無料通話料だったり(通常は国内1分1バーツ)、SNSのデータ通信量は無料にしたり、無料で使える Wi-Fi があったりと様々なパッケージが用意されてます。

日本語のサイトのある dtac は好感が持てますね(笑)。

僕は普通のプランで契約していますが、短期滞在の場合、いろいろと探してみるのもアリかもしれません。

SIM は空港で購入できますが、購入を忘れた場合はアソークのターミナル21の最上階など、どこでも売ってますので心配はご無用です(笑)。

こういった通信会社の店頭ではトップアップ(チャージ)も出来ますので、心配な方は直接店舗を訪れてもいいかも知れません。

おわり