ドンムアン空港でタバコを吸われる方は東京無線を目指して下さい(笑)

世界的に喫煙を排除する動きが大きくなっていますが、果たしてタイではどうなんでしょうか?

タイのタバコのパッケージには結構エグい写真が印刷されていて、見たことがある人もいると思います。

「それはちょっと関係が…」

といったものも中にはあります。

まー子供に警告する意味ではこれくらいインパクトがある方がいいのかもしれませんが、オトナには只々グロい写真でしかありません。(笑)

「健康を害するから気をつけてね!」といったメッセージは充分伝わりますが…

こういったパッケージは以前からありましたが、バンコクだけに限ってみると、だんだんと喫煙できる場所は減ってきているようなので、喫煙者の人は肩身の狭い思いをしていることでしょう。

タイが国民の健康を守るためにこういったメッセージを送っているのはわかります。

ただ、身体に悪い影響を与えることは事実なのですが、これと喫煙者の喫煙をする自由というのとか、受動喫煙をしたくない自由とかとは関係がありません。

そんなこんなについての話です。

喫煙者の方も非喫煙者の方もどうぞ

日本では

先日、新宿駅でタバコの吸殻が撒き散らされたような場所を見かけました。

なにごと?!

と思いましたが、以前は喫煙所だった場所だったのが、今は灰皿が撤去されたというところでした。

確かに煙草のポイ捨ては良くないですが、喫煙者にとって喫煙所があるかどうかは重要な問題です。

新宿区でも煙草のポイ捨ては罰金だったハズです。

それにもかかわらず、ポイ捨てをしてたのは、そんな喫煙者の無言の抵抗を見た気がしました。

街から灰皿を減らすのはいいのですが、完全になくすというのはどうかな?

却って街が汚れるのでは?

というのもありますが、「健康のため」というのを免罪符にあらゆるものが許されるというのは、ナチズムを連想させてちょっと恐ろしい気がします。禁煙ファシズムと言ってもいいかも…

日本でも嫌煙権というものが叫ばれていますが、それと同様に喫煙権というものも当然あります。

そういった名前の権利が法律上あるわけではありませんが、こういった権利がいわゆる包括的基本権に含まれるかどうか? という問題はあります。

まー、法的な問題なのでこれ以上は堅苦しくなるのでやめますが、日本ではそういった権利があるなら国は保障しなければならないのです。

実際は個人同士の争いなので、直接的に憲法問題とはなっていませんが、互いに権利があると考えているので対立は必至です。

これが社会主義の国とからなら号令一下、国を挙げて強制的に! ということになるんでしょうが、日本はそんなタイプの国ではありませんし、そうなって欲しくもありません。

というわけなので、多くの日本のお店とかは「分煙」という選択をしています。

嫌煙運動の盛んなところから来た人にとってはヒジョーに奇妙な感じを受けると思いますが、健康より「権利」というものを重視した考えは誇ってもいいのかなと。

というわけなので、新宿区のした喫煙所の撤去はちょっと行きすぎなのでは?

と思った次第です。

で、タイは?

開放厳禁

タイも独裁国家ではないので、喫煙者は逮捕! ということにはなりません。(笑)

ただし、空調のある公の建物の中では基本的に禁止されています。

タイも、日本と同様に国民の健康も守らなければならないし、喫煙者の自由も守らなければならないという問題は生じます。

本音としては世界的な潮流である禁煙の波に乗り遅れるな! ってとこでしょうけど、国民の自由もあるよ! ってことも少なくとも建前としては言わなければならないので難しいとは思います。

タイでのタバコの罰金は禁煙エリアで吸った場合(笑)、2019年現在5000バーツとなっています。

タクシー運転手の暴行事件なんかでの罰金が数千バーツとかそんな感じなので、相当厳しいと思います。

ただ、そういう決まりなので、実際にポイ捨てした人が「高すぎる」というのは筋違いだとは思います。

また、タイのタバコの値段は日本とそう変わりません。中には日本より高かったりもします。

タイの物価を考えると、相当高額な税金が課せられているんです。

以上のようにタイは禁煙を推進することに、金銭的なツールで対応していると言えます。

と同時に喫煙の自由というものも保障する必要があります。

バンコクのドンムアン空港が全面禁煙になったという話がありましたが、実際は喫煙場所は確保されています。

ただ、以前と同じ場所ではなく、国際線は建物を出てから右手の方へ100メートルほど行ったところですし、国内線も以前の場所から少し離れたところに変わりました。

ちなみにイミグレーションの内側は禁煙です。数時間くらいは我慢してね♥ ってことでしょう。

以前は野外に喫煙エリアがあるだけで、通行人の受動喫煙の問題もありましたが、現在は喫煙ブースになっていて空調も整えられており、暑さの中で体調を崩さないような配慮もなされています。

東京無線が鉄道車両? といった黄色とグリーンのツートンカラーが目印です。(笑)

「分煙」することをドンムアン空港が選択したことは、正しい選択だったのではないかと思います。

ただ空港からはだいぶ離れたところになってしまいましたが、この程度は受け入れるざるをえないでしょう。

どこの国の人とは言いませんが、勝手に近くのダメな場所で喫煙している人もいます。

タバコの煙が嫌いな人もいるのは事実です。そういう人と共存していくために空港が選んだ方法を無視するのはちょっとねぇ。

「上に政策あれば、下に対策あり」の国じゃないですからね。(笑)

というわけで、こういったタイプの人間は論外です。

「なんで喫煙者ばっかり」とか「ぜーんぶ禁煙にすればいいのに」とかで対立するのではなく、共存する道を探るのが正しい人類の選択なのではと思います。

まとめ

タバコ自体には中毒性があるので、一番最初に吸わないようにするというのは必要なんでしょうが、それと現在喫煙している人の問題を混同するのは危険です。

昨日まで大丈夫だったのが、議論もそこそこに突然ダメってなるような社会は本質的な部分で危ないです。

中毒性があって、体には良くないモノというのは事実でしょうが、喫煙をなくしていくには数世代に渡って解決していく問題なのかな? と個人的には思います。

本当は喫煙とか禁煙とかはどうでもいい話で、「なんかいろいろと不寛容な世界だな」って思っただけなんですけど…

皆さんはどう思います?

おわり