タイの領事館もある、マレーシア第二の都市、ペナンです。
ペナン島はかつてコ・マーク(タイ語)と呼ばれてました。意味はスゲー島(笑)
タイ人が言うには元々がタイの領土だ! という方もいますが、僕には当然関係ありません。
その後、イギリスの植民地となります。
なので、旧市街地であるジョージタウンには歴史的な観光スポットはたくさんあります。
今回はそういった歴史的な観光地ではなく、ちょっとアーティスティックな針金アートとウォールアートを紹介したいと思います。
一見の価値アリですし、これも目当てに街を散策するのもおすすめです。
ジョージタウンの行き方
ジョージタウンはペナンの中心地ですが、空港や長距離バスターミナルからは少し離れているので注意が必要です。
船でバタワースからジョージタウンに来た場合は、すぐ旧市街地なので問題ありません。
また、空港からは定額のタクシーが便利です。
長距離バスでクアラルンプールなどから来た場合が一番気をつけなければならないかもしれません。
長距離バスターミナルと市内を循環してる路線バスの乗り降りする場所は、同じ敷地にあります。ただし、間違って敷地から出てしまうと大変です。
バス停の場所はわからなくて迷うし、タクシーの客引きの餌食になるなど、散々な目にあうのは間違いありません。絶対に敷地から出ないことが肝要です。
市内バスはコムタというジョージタウンの中心にある建物に向かうはずです。ココからバックパッカーの多いラブレー(笑)までは歩いていけます。
針金アートの紹介
針金アートってなんだ? って思う人も多いと思います。針金と言うより、鉄の線で絵を書いているものなんです。
針金アート以外にも、アイアンアートと言ったり、ワイヤーアートと言ったりもします。
この針金で作った絵が家の壁などに埋め込まれています。こういったものがジョージタウンにはいたるところで見られます。
取り敢えずは写真をご覧ください。

リムジン
とか、

カウ&フィッシュ
とか、こんな感じのアートです。
壁から少しだけ浮いているので、結構立体的なアートです。
街を散歩していると、突然出くわすので、散歩も楽しくなります。
僕みたいなのが撮った写真でも、インスタ映え(笑)します。
写真撮影に自信の無い方にはオススメです。写真撮影に自信が付くこと受けあいです(笑)。
正直に言うと、下手に取ることの方が逆に難しいんですよ。
52ヶ所の針金アート
この針金アート(アイアンアート)はジョージタウンに全部で52ヶ所点在しています。
結構な数なので、さすがに一日で全部見るというわけにはいきませんが、これを目的にジョージタウンに遊びに来るのも十分価値アリです。
自分で探して偶然見つけるのも楽しいし、地図を見ながら歩いて、コンプリートするのもいいです。ポケモンGO的な…(笑)
中には結構小さい路地の中に入っていかないと見つけられない物もあったりするので、
「こんなとこにあるなんて、オレでなきゃ探すのムリ!」
と自己満足に浸ることも自由にできます(笑)。
このように、探すのが困難を極める時もありますし、車とかが邪魔で見えない場合も度々あります(笑)。
シャッター押す瞬間におばちゃんがフレームインしてくるなんてのも経験できるので、旅の思いでを作るのに事欠きません。
この針金アートがある場所を紹介している地図は、マレーシアの観光協会の公式サイトの中にあります。リンクを貼っておくので参考にして下さい。
ちょっと探すのが大変かもしれませんが…
針金アートの成り立ち
この針金アートはペナンがユネスコの世界遺産の登録の際に、ペナン政府から委託されて作ったそうです。
これを作った芸術家集団は国際コンペで優勝したクアラルンプールのアートスタジオが全部うけおってます。
全部作るのに何年もかかったそうな。
ウォールアートもオススメ

ウォールアートと針金アートのコラボ
ジョージタウンにあるのは針金アートだけじゃありません。
ウォールアートもたくさん見かけます。壁に描かれたこれらの絵はリトアニア人のアーティストにペナン市が依頼して制作されたのが始まりだそうです。
彼の作品は全部で6ヶ所のみで、ほかの作品は彼に影響を受けたアーティストが次々と制作をしたものです。
なので、針金アートとちがい、作風は統一していません。

バイクは本物です
このように写真に撮っただけで、急にアーティストになった気分を味わえます。
ここで猫好きの方に朗報です。
このリトアニア人が中心となって「101匹の迷子猫」プロジェクトをスタートさせました。
野良猫に関心を持ってもらおうとスタートしたプロジェクトなので、これらのアート作品の中でもひときわ目につく物となっています。
猫ならいいんですが、中には
「う~ん… 微妙…」
っていう作品もあります。まぁ、そこは愛嬌です。

でかっ!
これなんかは、ハッキリ言って怖い以外の何者でもありません(笑)。
壁一面のニワトリって…
とまぁ、たま~に心臓に悪い絵もありますが、一度訪れても損はしない、そんなペナンのジョージタウンです。
おわり
参考 エリア別ガイド ペナンTourismMalaysia