【実用タイ語検定試験】3級から5級までの概要と難易度でみるメリット

現在タイ語に関する検定試験は、日本人が受ける可能性のあるものとしては3つあります。

その中でも、タイ語学習者のほとんどが受験しているのが「実用タイ語検定試験」となります。

今回はこの「実用タイ語検定試験」に関して、受験のメリットを解説しています。

最初に言っておきますが、日本人なら、特に初学者に関してはこの試験を受けない手はない! と断言するくらい大きなメリットがあると思います。

それではどうぞ

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日本人が受けることの出来るタイ語テスト

冒頭でも述べましたが、現在日本人が受験できるタイ語のテストは3つあります。

まずはタイの教育省が主催しているタイ語能力判定試験(thai competency test)ー旧ボーホック:小学校6年生レベルのタイ語能力があるかどうかを測るテストからリニューアルしたものです。

タイにあるいくつかのタイ語学校で対策講座も設けられているくらいメジャーなテストです。

2つ目はCU-TFLです。チュラロンコン大学のシリントンタイ語研究所が開発しているテストです。タイ語能力判定試験が年一回なのに対して、こちらはいつでも受けられるのが特色です。

詳しくはこちらをどうぞ

チュラロンコーン大学のタイ語検定試験を受けてきた!詳細に解説します

以上二つのテストは中・上級者向けのテストです。

内容に関して違いと言えは、タイ語能力判定試験がアカデミックなのに対して、CU-TFLの方は一般的な内容となっています。

IELTS(International English Language Testing System)でいうところのアカデミック・モジュールとジェネラル・モジュールの違いと言ったところでしょうかね?

そして最後が今回紹介する実用タイ語検定講座です。

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実用タイ語検定試験をオススメする理由

外国人が日本語の実力を測定するテストに日本語能力試験(JLPT)というものがあります。

このテストの一番簡単なレベル(N5)というのは、公式サイトによると“基本的な日本語をある程度理解できる”となってますが、「基本的」というのは専門家でもない限りあまりピンきません。

CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)というのがあります。

CEFR(ヨーロッパ共通参照枠)

ヨーロッパ全体で外国語の学習者の習得状況を示す際に用いられるガイドライン ー引用:Wikipedia

とヨーロッパ言語が元になっているものなので、完全な比較は難しいのですが、一応日本語能力試験もこれに準拠した形となっています。

CEFRによると、日本語能力試験のN5だと、A2となっており、実用英語技能検定(いわゆる英検)の準2級に相当します。

最初に受験しなければならないのが英検の準2級レベルであるということは、そこまでのレベルに到達しない限り、達成したレベルを測定できないことになります。

この点、英検では5級から設置されているので、初学者でも実力を測定できることが出来るようになっています。

では、タイ語に関してはどうでしょうか?

現在タイ語のテストではCU-TFLがCEFRをもとに判定基準をアナウンスしています。

ただし、一番低いレベルのA1から判定内容ができるように記載されていますが、一種類のテストでこの範囲を判定するのは正直ムリです。

Novice(A1・A2相当)が一番下の判定基準となっていますが、現実的には判定不能と解釈していいと思います。

というわけなので、実質的には英検でいうところの2級レベル以上のタイ語の能力がないと正確な判定は出来ないということになります。

そこで、タイ語学習の到達度が中級以下の場合、その空白を埋めるのが「実用タイ語検定」ということになるわけです。

特に3級から5級までが重要

タイ語はタイ文字を使って表記されます。

世界にはアルファベットを使用して表記されている言語は意外と多く、ベトナム語やマレーシア・インドネシア語などもこういった言語です。

なので、タイ語学習の場合、文字の習得という過程が一つ余計に増えるわけです。

多くのタイ語学習機関では、アルファベットを使った学習を先行させて、途中でタイ文字の学習をするというのがスタンダードな方法となっています。

この点、「実用タイ語検定」でも5級に関してはアルファベットだけで受験できるという、入門者に配慮した構成となっています。

評価基準
  • 5級:挨拶や自己紹介、意思表示が可能なレベル
  • 4級:簡単な会話が可能なレベル
  • 3級:日常生活においてタイ人と意思疎通が可能なレベル

と公式サイトではなっています。

この後、準2級、2級、1級とレベルは上がっていきます。

ちなみに準2級での評価基準は「一般的な業務や職務においてタイ人との意思疎通が可能なレベル」となっています。

このレベルくらいから後になって初めて、前述したタイ語能力判定試験や、CU-TFLといった選択肢も出てくるというコトです。

「実用タイ語検定試験」はタイ王国教育省とチュラロンコン大学も名を連ねているので、各々の機関が実施している試験の前段階と位置づけているのかも知れません。

以上のように

  • 他のタイ語テストの場合は英検でいうところの2級が最低の判定レベルであること
  • タイ語にはタイ文字を習得しなければいけないという一過程が加わる
という2点から、「実用タイ語検定試験」の特に3級までは受験しなければならないと考えます。

「検定試験なんて受ける必要ない!」

っていう意見もあると思いますが、僕みたいにすぐにモチベーションが下がってしまうような人間には必須のツールです。

必要ない! って断言できる人はかなり意思の強い方かと想像できます。

母国語は日本語ではありませんが、N1の日本語能力を持っている外国人(旦那が日本人)も受験していました。

このように、他の言語が母国語の場合、こういった初学者対象の検定は存在しないので、その貴重さはわかると思います。

日本人はそういう意味でも環境に恵まれています。せっかく日本語が話せるのなら、利用しない手はないんじゃないでしょうか?

参考 公式サイト実用タイ語検定試験

2019年度の過去問(実用タイ語検定試験過去問題と解答16)は現在鋭意執筆中で、バンコクでは4月に発売予定とのことです。
バンコクでは3月25日、日本では27日に発売されたようです。少し早まったか(笑)

おわり

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