今回はタイの子どもの遊びを紹介します。
子供の頃の遊びはその国の人にとっては当たり前の知識ですが、あえて外国人にそのことについて話す機会はないと思います。
なので、一般的にはまず間違いなく需要はないテーマです。(笑)
ただし、タイ人なら誰でも知ってる暗黙知というモノなので、知っていても損はしないと思います。
どーもあそーくです。
遊びの内容はいたって簡単です。
タイ・バージョンの「ロンドン橋落ちた」です。
それ以上でもそれ以下でもありません。
ただ歌は全然違います。
そのへんも含めて紹介します。
それではどうぞ
遊びの効用(笑)
タイの文化省によると、4歳から6歳の方向けです。
男女で遊ぶことが推奨されています。
気持ちがワクワクしてとても幸せな気分になるそうです。(笑)
規則を守るという社会生活の基本を学ぶことが出来るようになります。
さらに運動により、筋力の発達もうながせるため、身体が丈夫にもなり健康的です。
集団行動することにも効果があるとアナウンスしてます。
元気でみんなと仲良く出来る良い子になれる遊びってことです。
対象年齢の方には朗報ですね!www
ルールの説明www
一応六人以上で遊ぶのがオススメです。
その内の二人両手を上げて向かい合ってつないで頭より上に掲げ挙げアーチを作ります。
残りの人は前の人の腰をつかんで長い列になって二人の作ったアーチの下を屈んでくぐります。
と同時に歌を歌い、歌が終了した時にアーチを作った二人はサッと腕を降ろし、門を閉じたようにします。
この時、門の中にいた人は全員が捕まるまでこの列から外れ遊びには参加できません。
といった遊びです。
三人でも出来なくはありませんが、二人でババ抜きしている状態になります。(笑)
こういった遊びは「関所遊び」と類型されるそうです。
一応オトナの僕にはこの遊びのおもしろポイントが理解できないのですが、子供心を失くしてしまったせいでしょう。(T_T)
基本ルールは以上です。
「ロンドン橋落ちた」ではこの後、捕まった人が二手に分けられ、綱引きをするという地方ルールもあるようです。
タイの「リリーカーオサーン」にも同じように引張りあう地方ルールとかもあるようです。
が、それだけです!
なので、この遊びに不可欠な歌の歌詞を説明することにします。
歌詞は何と言わんとしてるんか?
取り敢えず歌詞の全文
読み方
大体の訳は
みたいな感じです。
「เก็บเบี้ยใต้ถุนร้าน(kèp bîa tâi thǔn ráan)」はタイのことわざで、塵も積もれば山となるです。
タイ語を勉強してる人は覚えておいてもいいと思います。
わらべうた風に頑張って訳してみましたので、テキトーな節でも付けて歌うと楽しいです。ww
歌詞自体の意味はあまりないと思います。
韻を踏んでて、調子がいいだけだと思います。
「かごめかごめ」みたいに謎があるといった話は特に聞いたことがありません。
節を付けて歌う時に「ロンドン橋落ちた」のメロディーだと字余りになるので無理です。
最後の「wái !」のところで捕まえるので、自然と声が大きくなってしまうのは致し方ないでしょう。
で、メリットは?
この歌を覚えるとなにかメリットが有るのでしょうか?
という質問は当然あると思いますが、そんなコト聞かれても困ります。
タイの文化省が様々な効能をうたっていますが、オトナの皆さんだけで遊ぶのはヤメて下さい。いろいろと危険な気がします。(笑)
どうしても遊んでみたくなったら、自分や親戚の子供でも巻き添えにすると危険は回避できると思います。
冒頭でも言ったように、タイ人なら誰でも知っている遊びです。
歌う時のメロディーも地方によって少し違うようです。
もし歌詞を全部覚えられたら、飲み屋のオネェちゃんにでも聞かせるとウケるかもしれません。(笑)
出身地ではどんな節がついてるか聞いてみたり、運が良ければメロディーを教えてもらえるかも!www
子供のころの遊びなので、すぐに打ち解けること間違いなしです!(保証は全くできません)
新しく知り合ったタイ人に聞かせるとびっくりすると同時に、外国人である僕らが知っているってことで興味は持ってくれると思います。
なので、タイ人と親しくなるためのツールの一つとしては使えるんじゃないでしょうか?
そんなこんなでタイの遊びの紹介でした。
おわり