厚生労働省によると、1日の野菜の目標摂取量は350g以上となっています。
350gというとどのくらいか想像つきにくいですが、少し小さめのキャベツで半分くらいの量になります。
といってもキャベツばかり食べるのもどうかと思うので、出来るだけバランスよく摂取しなければなりません。
どーもあそーくです。
キチンと野菜摂れてますか?(笑)
毎日バランスよく野菜を摂取するのは、よほど健康に気をつけてなければ難しいところです。
サラダだと様々な野菜が同時に摂れて便利ですが、毎日計画的に摂取となるとチョット面倒です。
バンコクで生活していると、ソムタムというタイを代用する料理から野菜を摂ることができますが、苦手な人もいるのは事実です。
また、毎日ソムタムとなると好きな人でもさすがに空きてくるのではないでしょうか?
そんな時便利なのがサラダバーです。
今回はタイで生活する上で欠かせないサラダバーの上手な利用方法を紹介します。
ソムタム
カオマンガイやガイヤーンとか美味しいタイ料理はたくさんありますが、こういったものばかり食べていると、明らかに野菜不足に陥ります。
炒めたり、蒸したりして料理に使っている場合もありますが、生でなければ摂れない酵素があるので、「野菜は摂ってるから大丈夫」と安心しきれない部分もあります。
冒頭で述べたとおり、ソムタム(ส้มตำ sôm tam)はタイを代表する料理で、生で野菜を摂るには適した料理です。
元々はタイ東北部のイサーン地方やラオスで食べられていた料理がもととなっています。
青いパパイヤに唐辛子やニンニクやカニとかを入れて専用の鉢に入れて、ひたすら材料を潰しながら混ぜて作る料理で、各家庭、各店によって微妙に味は異なります。
好きな人は本当に好きで、毎日食べても飽きないと言います。タイ人にとっても「おふくろの味」がある料理のような存在です。
店ではお好みで辛さを調節してくれます。
タイ人と同じような辛さが好みなら「ธรรมดา – thammadaa タンマダー」といえば辛~いソムタムを作ってくれます。
もちろん辛くしないようにも注文できますが、店によってはそれでもまだ充分辛い場合があります。
辛いのが苦手な人や、ソムタムの酸味がちょっと.. という人もいるでしょう。(僕です)
そんな時の強い味方になってくれるのがサラダバーです。
「面倒なのでサプリでいいんじゃない?」という方もいますが、タイのサプリは安くありません。日本と比べても大差ないか、モノによっては高いものもあります。
なので、食事から摂取するのが自然で健康的だと思います。
タイのスーパーのサラダバーとは?
最近ではバンコクのスーパーなら大抵サラダバーのコーナーがあります。
購入方法は、好きな野菜を好きなだけ取って、重さでいくらというスタイルがほとんどです。
日本だとこういったスタイルで売られているのは稀で、強制的に量を店側に決められてしまいます。
その点こういったサラダバーだと、人数や身体の大きさなど個人差があっても問題ありません。
一人暮らしにも優しいのです。
もう少し日本でも普及してくれるとありがたいですが、イチイチ重さを量って、値段をつけてというのはムリなんでしょうか?
中には高い野菜のみを大量に取ってしまう不届きな人間もいるから、難しいと店側が考えているのか? あるいは衛生上の問題で、こういったスタイルでの販売が難しいのかはわかりませんが、あると便利だと思います。
いずれにしても自分の身体の調子に合わせて、自分で量や種類を決められるのは嬉しいシステムです。
格安でサラダバーを楽しむ方法
バンコクのスーパーでのサラダバーは、自分の好きなものを好きな量だけ選べるので、とても便利でいいのですが、若干お財布にキビシ目なんです。
とは言っても、日本で同じ量のサラダを購入するよりは安いのは間違いありません。
ただ、他の格安で楽しめるタイ料理と比べると、比較的高級な食材という感は否めません。
そこで、サラダから生野菜を摂る必要がある。ソムタムが少し苦手なアナタの為に安くでサラダバーの野菜を手に入れる裏技を教えます。
サラダバーは値段から見て分かる通り、タイでも比較的裕福な層を対象とした食材ということがわかります。
なので、野菜の新鮮さは重要です。
というわけで、売れ残った野菜を翌日に販売するなどということは絶対にありません。
当日中に全ての野菜を売り切らなければならないのです。
しかし、人の好みが様々なように、その日にどの野菜がどれくらい売れるかは神様でもない限り分かるわけがありません。
当然、人気のなかった野菜もあります。
自宅近くのビッグCエクストラ・ラップラオ店では、サラダバーのトレイが一定量を超えて少なくなってくると、店のスタッフが適当に野菜を併せ、残った野菜をミックスサラダ状態に袋詰します。
なので、前日の野菜が売られているという心配はないので安心です(笑)。

この袋詰にしたものを1袋30バーツ(!)で売っているのですが、これがかなりの量なんです。
厚生労働省の一日350gなんて余裕で突破できますww
デメリットとしては、このお得なセットがいつの時間帯に作り始めるのかがわからないことです。そして出来上がる袋の数も中身も日によって異なります。
お得なセットはタイ人にも意外と人気で、結構すぐに無くなるので、怪しまれない程度にスタンバって置くことが重要ですwww
タイ人はソムタム食え! とは口が裂けても言えませんですけどww
お得なセットは店のスタッフの采配によって適当に袋詰されるのですが、中には本当にテキトーなスタッフもいます。
袋の中はイモだらけ(笑)、その隣の袋は緑の葉っぱだけが詰まってる! なんてこともたまにあります。
そんな時は
「今日はもう仕事飽きたんだねぇ。疲れるよねぇ」
と考えるしか仕方ありませんwww
逆に気の利いたスタッフの袋詰したセットだと、通常の料金の数分の1くらいの価値のある野菜サラダセットがいくつも並んでいることもあります。
このお得なセットはお値段がリーズナブルだけではありません。もう一つのメリットが実はあるんです。
みなさんイイオトナなので、子供みたいな好き嫌いないとは思いますが(笑)、普通に買うと好きな野菜ばかりを買いがちなのが人間です。
その点、どんな野菜があるのかが日によって異なるお得なサラダセットだと、ランダムに袋詰されるので、なが~い目で見ると自然と栄養のバランスが摂れているという事です。
お財布にも優しく、健康にもイイサラダバーのお得なセット! 近くにスーパーがあるなら是非日常の食事サイクルの一つに組み込んでみてはどうでしょうか?
おわり