【タイ語のことわざ】そりゃー界面活性剤はよく落ちるけど、身体には…

大人しくしてれば問題ないのに、わざわざしゃしゃり出てくる人っていますよね?

こんな人はそのうち誰も相手にしなくなるのでいいのですが、その人がどんな人なのかは初見で判断するのは難しいです。

どーもあそーくです。

今回紹介するタイのことわざは、こんな自分の器を見誤った悲劇の人を非難することわざです。

悲劇の人と言っても同情する必要はありません。大抵このタイプの人は、黙っていさえすれば人畜無害なのですから。www

それではどうぞ

โง่แล้วอยากนอนเตียง

愚か者がベッドに寝たがる

発音:ŋôo lɛ́ɛw yàak nɔɔn tiaŋ)

単語
  • โง่:愚かな、ばかな
  • แล้ว:もう~した、すでに~になった
  • อยาก:~したい、~でありたい
  • นอน:寝る(体を横にして)
  • เตียง:ベッド

このことわざは、愚か者が自分の分際をわきまえないで、知らないことや、よく理解していないことをわざわざするという意味です。

昔のタイ人が寝る時には、まず床にござを敷きます。

….

….

…..以上です。www

ちょ~楽ですね。

クッションとかマットレスとかを敷くとか面倒なお手間は一切取らせません!

仮にあったとしても、大したものではありません。

欧米人が日本の布団は固い!!

なんて言いますが、そんな比ではありません。ほぼ地面です。

昔のタイ人にとっては地面の冷たさが心地よかったのかもしれませんが、確実に身体痛くなります。

それでも、時代が下るに従って、最初の頃は爵位を持った偉い人や、大金持ちがベッドを使うようになります。

現代では、地面にござを敷いただけで寝る人は…..

たまにいますね。(T_T)

ベッドが初めてタイにお目見えしたくらいの頃は、これは一体何なのか? 仮に「ベッドというものがあるらしい」と聞いたことがある人がいても、どう使うのかまでは知りません。

そんな多くの人が「ベッド」の存在を知らなかった時代の話です。

ある人はベッドの上に上がりはしゃいでみたり、ある人は頭と足の位置を逆さまにして横になってみたりと大騒ぎです。

チャイナの人もビックリです。(✽ ゚д゚ ✽)

ベッドの存在を当たり前に思っている人にとっては、わざわざトリセツなんて必要ありません。

当然ベッドの使い方なんて常識中の常識です。

「正しいベッドの使い方一日体験レッスン」なんてものもありません。

まートリセツって言っても、この頃のタイ人の識字率がどの程度かは想像がつきますが…

というわけなので、全員がよく知らない状況になると、絶対に出てくるのが「知ったかぶり」です。

こういうタイプの人は、それが何であるのかを知らないのに滔々と説明することのできるスゴイ能力の持ち主です。

しかも、真実が明らかになった時に大怪我するのは目に見えてます。それを知ってか知らずか、行動に起こすことの出来る勇気ある戦士なのです。

こういう人をタイでは「愚か者」と呼んでます。

どんな時に使う?

愚かな自分のことを賢いと勘違いすることから全ては始まります。

本当のことを知らないと分かっているのかどうかは第三者には想像も付きませんが、自分か知っているかのようなふりをします。

ここまでなら誰にも被害がないので笑って済ませられますが、更に真実でないことを根拠にして他人を他人を責め立てたり、叱ったりするともう終わりです。

確実に非難の対象です。

アホのくせに説教したり、本当でないことを根拠に行動し、問題を発生させるのは、普通の人にとっては迷惑以外の何物でもありません。

こんな「行動する愚か者」を非難するときに使うことわざが「愚か者がベッドに寝たがる」というわけです。

分をわきまえろ! っちゅう話です。

ほら、アレのことです。(笑)

具体的使用例

花子さんはソムチャイ君の家のクーラーの効きが悪いのがいつも気になっていました。

フィルターを覗いてみるとひどく汚れています。

幸いソムチャイ君はバスターミナルに友達を迎えに行くと出かけていきました。

その間に花子さんはこっそり持ってきた食器洗い用洗剤(日本製)で、フィルターの掃除をすることにします。

シャワールームで洗い、充分に乾いた後、クーラーに取り付けてしばらくするとソムチャイ君と田舎から出てきた友人のナット君が帰ってきました。

花子さんはやることはやって満足したので、ナット君に軽く挨拶すると

「じゃあ、アタシ帰るね♥」

と帰ってしまいました。

ナット君は15時間もかけてバンコクに来ました。身体中汗でびっしょりです。

「ちょっとシャワー借りるね」

とシャワールームに入っていきます。

シャワールームの外からは

「ボディソープあるから使って!」

とソムチャイ君の声

「ぼでぃそーぷ?? あー身体洗うやつだな」

と田舎モノとバカにされないように

「あー、これだね。知ってる!」

と偉そうに答えます。

このナット君、実はちょっと手癖が悪く、使ったボディソープをこっそり盗んでしまいます。

ナット君は用事があってバンコクに来たので、すぐに帰らなければなりません。

さて、ナット君、帰郷してからというもの身体中シトラスミントの香りを漂わせ、シティーボーイを気取っています。

「これが日本のぼでぃーそーぷッちゅうもんだべ!」

と友人が遊びに来るたびに自慢するほどに例のボディーソープはお気に入りの一品です。

その頃花子さんは

「洗剤ないと思ったらアイツんとこだ! ま、いいか!」

と罪のない独り言をつぶやいています。

太っ腹のナット君は

「そんな石鹸使ってたらダ~メだ~! これさ使え!」

と、みんなにボディーソープを使わせる「愚か者がベッドに寝たがる」人になっていました。

おわり

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