【タイ語のことわざ】要はヘビの頭って、何かの形に似てない?ってコト

今回紹介するのは、あるタイプの男の人を表すことわざです。

簡単に言えば「女の敵」なんでしょうか?

若いイケメン男子に対しては使用しないと思いますが、万が一言われたら、冗談なのかどうなのかをよーく考えてから、自分の行動を反省して見る必要がありそうです(笑)

เฒ่าหัวงู

ヘビあたまの老人

発音:thâw hǔa ŋuu

タイトル
  • เฒ่า:老いた、年を取った
  • หัว:頭、知能
  • งู:ヘビ

「เฒ่า」は修飾語なんですけど、ことわざの中では老人とか、年を取った「人」を表しています。

このことわざの直訳的な意味は、老人や年を取った人だけれども、健康で丈夫、欲求がまだ衰えていない人のことです。

褒め言葉ではありません。スケベジジィの方です(笑)

欲望を達成するために、お金を使ったり、甘い言葉なんかの手練手管で若い女子を誘惑し、しかも手が早く、巧みに若い女子をだますような策略を練っている人のことです。

努力もしないただのスケベジジィは該当しません。

多少なりともアグレッシブに行動して、自分の欲望を満たす努力をしている老人のことです(笑)。

決して褒め言葉ではないので、誤解しないように!

むしろ、軽蔑の意味を含んでいて、女の人を騙す、信用のならない詐欺師的な感じで使います。

こんなことわざが出来上がるくらいにタイのご老人方はお元気でいらっしゃる方がそこら中にいるようです。

羨ましく思っている方もいるかも知れませんが、タイでは褒められたもんではないですww

分別のある大人の方が希少性があってモテますww(たぶん)

ヘビである理由

なぜことわざの老人の頭はヘビでなければならないのでしょうか?

ネコや、犬ではダメな理由があるのです。

まず最初に説明する必要があるのが、この「เฒ่า(thâw – タウ)」という単語は本来は「年を取った」というだけで、性別は問わない単語(修飾語)です。

しかし、このことわざの中では人を指すのは前述したとおりですが、この人は「男性」限定なのです。

実はこのことわざでなぜヘビが使われているかはタイ人でも良くわかっていません。

キリスト教における邪悪な意味としてのヘビじゃないか? とか、まぁフロイト的にヘビは…とか喧々諤々していますが、簡単な話だと思います。

ヘビの形を思い浮かべてもらえばわかりますが、おそらく「アタマまでも◯◯」な状態な性欲の塊を表現したものであることは容易に想像できますよね?(笑)

まーそういうことでしょうww これをわかってるタイ人もいるはずですが、真面目な顔をして

「このことわざ、なんでヘビのアタマなんですか?」

なんて聞いても、恥ずかしくて正確に答えられないのは汲んであげましょう。

具体的使用例

基本的にはジジィに対して使います。おじいさんにではありません。

たぶん日本ではこういう人は「ジジィ」と呼ばれるはずです。

あそこの家の「ジジィ」には本当に困る!

うちに来たお客さんにまで色目を使って、色々ちょっかい出してくるんだよ!

今年で98のくせに「ヘビのあたまの老人」だよ!

とこういう風に基本的には年のいった人(ダメな老人)対して使います。

「基本的には」というのは、日本の「このクソジジィ!」なんて罵る言葉がありますよね?

この罵詈雑言と同じで、頭にきて手に負えなくなった女の人の場合、相手が例え老人には程遠い年齢だったとしても使いますよね?

使わない?

まーそういう良家のお嬢さんはそうでしょうが、使うんですww

つまり、「เจ้าชู้ - câw chú じゃうちゅう」の意味でもあるんです。

「เจ้าชู้」って言われたことありますか?

「この女ったらし!!」といった意味ですww

浮気がバレたときとか、よく聞きますね(笑)

この単語と同じで、相手を罵るときに使うので、そういった感情の高ぶっている時は多少の年齢の相違は気にしないのが女の性ですww(よくは知らん)

30歳の男が15歳の女の子に対して、スケベな考えをもつような状況でも使うそうです。

こんな罵詈雑言を15の女の子に言われたら、人生全否定されてるようですが、それは置いておいて…

こういった相手を罵る場合以外にも、スケベな相手とか、男女間の関係において何か企んでいそうな人に対しても使います。

というか、使ってはいけません。良い言葉では無いですからww

基本的に適切でない男女関係を望むような男性を指していうことわざです。

変則的使用例

使用状況とか場面とかは全く同じなんですが、ワザと変な使い方をする人もいます。

日本人の変な英語のことをジャパングリッシュというのと同じように、タイでもタイングリッシュという風に、ネイティブには通じない変な英語というのがあります。

これをあえて使うことによって、ファランを煙に巻くという使い方をする人もいます。

タイ語のファランという言葉 まだフランスが由来だと思ってるの?

「Snake headed old man」と言うそうなんですが、正しい英語でいうと「Dirty old man」です。

まぁわからないと思って使う、内輪だけの隠語みたいなかんじでしょう。

日本人はそもそも英語はわからないと思っているので、こんな使われ方はしないでしょうが、一応知っておいて損は無いと思います。

兎にも角にも。万が一「ヘビのあたまの老人」なんて言われたら、こういった意味なので自分の行動を目一杯反省して下さいww

おわり

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